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国に盗人(ぬすびと)家に鼠(ねずみ)🔗🔉

国に盗人(ぬすびと)家に鼠(ねずみ) 物事には、その内部に自らを害するものが必ずあるということのたとえ。

国破れて山河あり🔗🔉

国破れて山河あり 《杜甫「春望」から》国は戦乱によってぼろぼろに破壊されつくしたが、山や川はもとの姿のままで存在している。

国を売・る🔗🔉

国を売・る 自分の利益のために、自国の安全などを犠牲にして、他国に有利な行為をする。◆「国」は、国都(長安)の意とも、国家(の組織)の意ともいう。

くに【訓】🔗🔉

くに【訓】 《「くん(訓)」の「ん」を「に」で表記したもの》「くん(訓)」に同じ。「一度(ひとたび)は―、一度は声に読ませ給ひて」〈宇津保・蔵開中〉

く‐に【××膩】🔗🔉

く‐に【××膩】 あかとあぶら。「後に負へる袋には、―の垢付ける衣あり」〈謡・卒塔婆小町〉

ぐ‐に【五二】🔗🔉

ぐ‐に【五二】 双六(すごろく)・ばくちなどで、二つのさいころに五と二の目が出ること。

くに‐あらそい【国争い】‐あらそひ🔗🔉

くに‐あらそい【国争い】‐あらそひ 一国の土地や政権をめぐって争うこと。「源平の―、今日をかぎりとぞ見えたりける」〈平家・一一〉国と国との争い。「父一官の生国は大明(だいみん)韃靼(だつたん)、鴫(しぎ)(はまぐり)の―、今合戦最中と伝へ聞く」〈浄・国性爺〉

く‐に‐いち【九二一】🔗🔉

く‐に‐いち【九二一】 初期の鉄砲に用いた火薬。煙硝九匁(もんめ)、灰二匁、硫黄一匁の割合で配合した。

くに‐いっき【国一×揆】🔗🔉

くに‐いっき【国一×揆】 室町時代、国衆(くにしゆう)・国人(こくじん)とよばれていた小領主や農民が、荘園領主や守護に抵抗して一郡ないし数郡の規模で起こした一揆。

くに‐いり【国入り】🔗🔉

くに‐いり【国入り】 [名]スル大名が自分の領地に赴くこと。また、武士が主君の領地に行くこと。入国。(多く「お国入り」の形で)有名人などが自分の故郷に帰ること。

くに‐うど【国人】🔗🔉

くに‐うど【国人】 《「くにびと」の音変化。「くにゅうど」とも》その国の人。その土地に住む人。「つねに―寄り合ひて狩なんどして」〈平治・下〉在国衆(ざいこくしゆう)」に同じ。「野心の―ら、忽ちに翻って味方を射る間」〈太平記・一四〉

くに‐おもて【国表】🔗🔉

くに‐おもて【国表】 自分の領国・郷里。藩邸のあった江戸表・京表に対していう。国もと。

大辞泉 ページ 4375