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くれ‐ぐれ【暮れ暮れ】🔗🔉

くれ‐ぐれ【暮れ暮れ】 日が暮れようとするころ。暮れ方。夕方。「其日の―に母親は還(もど)って来たのである」〈紅葉・多情多恨〉

くれ‐ぐれ【呉】🔗🔉

くれ‐ぐれ【呉】 [副]繰り返し繰り返しするさま。念を入れるさま。「決して素生を明かしてくれるなと―お頼みでしたから」〈鉄腸・花間鶯〉

くれ‐ぐれ【暗】🔗🔉

くれ‐ぐれ【暗】 [副]《上代は「くれくれ」》心が暗く悲しみに沈むさま。また、思案に暮れるさま。「―と秋の日ごろのふるままに思ひ知られぬあやしかりしも」〈和泉式部日記〉

くれぐれ‐も【呉も】🔗🔉

くれぐれ‐も【呉も】 [副]何度も心をこめて依頼・懇願したり、忠告したりするさま。「―お大事に」何度考えても。かえすがえす。「―嬉しきものにかの時の訓戒を記して」〈露伴・いさなとり〉

グレコ【El Greco】🔗🔉

グレコ【El Greco】 エル=グレコ

グレゴリー【Gregory】🔗🔉

グレゴリー【Gregory】 (Isabella Augusta〜)[一八五二〜一九三二]アイルランドの女流劇作家。イェーツらとアイルランド文芸劇場を創立、国民演劇の成立に貢献。アイルランド伝説の収集にも努力した。作「噂のひろまり」「月の出」など。グレゴリウス

グレゴリウス【Gregorius】🔗🔉

グレゴリウス【Gregorius】 ローマ教皇一六人の名。グレゴリー。グレゴリオ。(一世)[五四〇ころ〜六〇四]在位五九〇〜六〇四。伝道を強化し、諸民族の改宗などを行い、教皇権の政治的地位を確立。グレゴリオ聖歌の集大成を行った。(七世)[一〇二〇ころ〜一〇八五]在位一〇七三〜八五。本名、ヒルデブラント。教皇権の確立、教会の浄化に努力。叙任権問題でドイツ皇帝ハインリヒ四世を破門し、「カノッサの屈辱」でこれを赦免した事件で有名。のち同皇帝にローマを追われ、サレルノで憤死。(一三世)[一五〇二〜一五八五]在位一五七二〜八五。新教の勢力拡大に対抗するとともに、教会内部の改革を推進。一五八二年、グレゴリオ暦を制定。日本からの天正遣欧使節を接見。

グレゴリオ【Gregorio】🔗🔉

グレゴリオ【Gregorio】 グレゴリウスのイタリア語名。

グレゴリオ‐せいか【グレゴリオ聖歌】🔗🔉

グレゴリオ‐せいか【グレゴリオ聖歌】(ラテン)cantus gregorianus》ローマ‐カトリック教会の典礼に用いる、男声の斉唱による単旋律聖歌。

大辞泉 ページ 4518