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げ‐ごもり【夏×籠もり】🔗🔉

げ‐ごもり【夏×籠もり】夏安居(げあんご)」に同じ。《季 夏》

け‐ころ【×蹴転】🔗🔉

け‐ころ【×蹴転】蹴転ばし」に同じ。「身じまひを―でんどへ向いてする」〈柳多留・一二〉

け‐ころばし【×蹴転ばし】🔗🔉

け‐ころばし【×蹴転ばし】 江戸時代、天明(一七八一〜一七八九)の末まで、江戸の下谷や浅草にいた私娼(ししよう)。けころ。

け‐ごろも【毛衣・×裘】🔗🔉

け‐ごろも【毛衣・×裘】 毛皮で作った防寒用衣服。かわごろも。《季 冬》「―を脱げば真肌のあらはなり/虚子」鳥の羽毛で作った衣服。羽衣(うい)

け‐ごろも【×褻衣】🔗🔉

け‐ごろも【×褻衣】 ふだん着。けぎぬ。「この衣(きぬ)の色白妙になりぬともしづ心ある―にせよ」〈和泉式部集・上〉

けごろも‐を【×褻衣を】🔗🔉

けごろも‐を【×褻衣を】 〔枕〕着古したふだん着を、洗うために解く意から、「解き」と同音の「時」にかかる。「―時かたまけて出でましし」〈万・一九一〉

け‐ごん【華厳】🔗🔉

け‐ごん【華厳】 《仏になる修行を華にたとえ、その華で仏の位を飾る意》仏語。多くの修行・功徳(くどく)を積んで徳果が円満にそなわり、仏になること。「華厳経」の略。「華厳宗」の略。

げ‐こん【下根】🔗🔉

げ‐こん【下根】 《「根」は本来の性質の意》仏語。教えを受ける性質・能力が生まれつき劣っていること。仏道を修行する力の乏しいこと。また、その者。下機(げき)。下機根。→上根 →中根

けごん‐え【華厳会】‐ヱ🔗🔉

けごん‐え【華厳会】‐ヱ 華厳経を講読・讚嘆(さんだん)する法会。三月一四日に東大寺で行われる。

けごんえんぎ【華厳縁起】🔗🔉

けごんえんぎ【華厳縁起】 鎌倉前期の絵巻。六巻。新羅(しらぎ)の華厳宗の開祖元暁(げんぎよう)・義湘(ぎしよう)両大師の伝記を描いたもの。華厳宗祖師絵伝。

けごん‐きょう【華厳経】‐キヤウ🔗🔉

けごん‐きょう【華厳経】‐キヤウ 大乗経典。華厳宗の根本聖典。漢訳には東晋の仏駄跋陀羅(ぶつだばつだら)訳の六〇巻本、唐の実叉難陀(じつしやなんだ)訳の八〇巻本、唐の般若(はんにや)訳の四〇巻本の三種がある。釈迦が成道(じようどう)した悟りの内容を表明した経典とされ、全世界を毘盧舎那仏(びるしやなぶつ)の顕現とし、法界縁起・無尽縁起を説く。大方広仏華厳経。

大辞泉 ページ 4717