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げ‐こう【外考】‐カウ🔗🔉

げ‐こう【外考】‐カウ 律令制で、外位(げい)の人についての勤務評定。内位より昇進も遅かった。→内考

げ‐こう【還向】‐カウ🔗🔉

げ‐こう【還向】‐カウ 神仏に参詣して帰ること。下向。「えその日のうちに―仕まつらざりしかば」〈大鏡・道長下〉

げ‐こうし【下格子】‐カウシ🔗🔉

げ‐こうし【下格子】‐カウシ 格子をおろすこと。「月の明き夜は、―もせで、ながめさせ給ひけるに」〈大鏡・兼家〉

げ‐こく【下刻】🔗🔉

げ‐こく【下刻】 昔、一刻(二時間)を三分した、その最後の時間。→上刻 →中刻

げ‐こく【下国】🔗🔉

げ‐こく【下国】 [名]スル律令制で、国を大・上・中・下の四等級に分けたうちの最下級の国。和泉(いずみ)・伊賀・志摩・伊豆・飛騨・隠岐(おき)・淡路・壱岐(いき)・対馬(つしま)の九か国。昔、都から国元へくだること。国司が任国へ赴くこと。

げ‐ごく【下獄】🔗🔉

げ‐ごく【下獄】 [名]スル牢に入って刑に服すること。

げ‐こく‐じょう【下×剋上・下克上】‐ジヤウ🔗🔉

げ‐こく‐じょう【下×剋上・下克上】‐ジヤウ 下の者が上の者に打ち勝って権力を手中にすること。南北朝時代から戦国時代、農民が領主に反抗して一揆として蜂起し、また、家臣が主家を滅ぼして守護大名や戦国大名になっていった乱世の社会風潮をいう。

け‐ごと【×褻事】🔗🔉

け‐ごと【×褻事】 日常のこと。ふだんのこと。

け‐ごぼう【毛×蒡】‐ゴバウ🔗🔉

け‐ごぼう【毛×蒡】‐ゴバウ ゴボウで、食用とする主根に多数の細根を生じたもの。けごんぼ。

け‐こみ【×蹴込み】🔗🔉

け‐こみ【×蹴込み】 階段の踏み板と踏み板との間の垂直部分。蹴込み床(どこ)の床板の下の垂直部分。歌舞伎の大道具で、屋台や階段の前面あるいは側面の垂直な部分の張り物。人力車の腰掛けの前の部分で、客が足を置く所。

けこみ‐いし【×蹴込み石】🔗🔉

けこみ‐いし【×蹴込み石】 家の土台下の猫石と猫石との間をふさぐために、あとから差し込む石。打ち込み石。

けこみ‐どこ【×蹴込み床】🔗🔉

けこみ‐どこ【×蹴込み床】 床の間の形式の一。床框(とこがまち)を省き、床板と畳寄せの間に蹴込み板をはめ込んだもの。

けご・みる【警固見る】🔗🔉

けご・みる【警固見る】 [動マ上一]前もって相手のようすを探る。偵察する。「乞食法師一人源氏の陣屋に来て経を読みて物を乞ひけるを、―・みる者にこそあんめれとて」〈延慶本平家・三本〉

大辞泉 ページ 4716