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け‐みょう【仮名】‐ミヤウ🔗🔉

け‐みょう【仮名】‐ミヤウ 仮につけた名。かめい。実名(じつみよう)元服のときに烏帽子親(えぼしおや)につけてもらう呼び名。通称。俗称。「其の―実名分明ならず」〈平家・一一〉仏語。実体のないものに、仮に名づけること。また、仮に名づけられたもの。

けみょう‐しゅう【仮名宗】ケミヤウ‐🔗🔉

けみょう‐しゅう【仮名宗】ケミヤウ‐ すべてのものは実体のない仮のものにすぎない、と説く仏教の宗旨・宗派。成実(じようじつ)宗など。

げ‐みょうぶ【外命婦】‐ミヤウブ🔗🔉

げ‐みょうぶ【外命婦】‐ミヤウブ 律令制で、夫が五位以上の官人である婦人の称。→内命婦(ないみようぶ)

げ‐みん【下民】🔗🔉

げ‐みん【下民】 しもじもの者。かみん。

けむ【煙・×烟】🔗🔉

けむ【煙・×烟】 けむり。けぶ。

煙に巻・く🔗🔉

煙に巻・く 大げさなことや相手の知らないようなことばかりを言い立てて、相手を圧倒したり、ごまかしたりする。「巧みな弁舌で人を―・く」

けむ🔗🔉

けむ [助動][(けま)|○|けむ(けん)|けむ(けん)|けめ|○]《過去の助動詞「き」の未然形の古形「け」+推量の助動詞「む」から》活用語の連用形に付く。過去の事実についての推量を表す。…ただろう。…だったろう。「この国に跡を垂るべき宿世こそありけめ」〈更級〉過去に起こった事実の原因や理由について推量する意を表す。…たのだろう。…だったのだろう。「時々の花は咲けども何すれそ母とふ花の咲き出来(でこ)ずけむ」〈万・四三二三〉「み園生(そのふ)の百木(ももき)の梅の散る花し天に飛び上がり雪と降りけむ」〈万・三九〇六〉多く下に体言を伴って、過去の事実を他から伝え聞いたこととして表す。…たとかいう。「顕基の中納言の言ひけん配所の月、罪なくて見んこと、さもおぼえぬべし」〈徒然・五〉◆過去の助動詞の終止形「き」に推量の助動詞の古形「あむ」が付いた「きあむ」の音変化ともいう。主として中世以後は「けん」とも表記。なお、未然形の「けま」は上代に「けまく」の形で用いられた。

けむ・い【煙い・×烟い】🔗🔉

けむ・い【煙い・×烟い】 [形]けむ・し[ク]煙のため息苦しく感じたり、目が痛かったりするさま。けむたい。けぶい。「タバコが―・い」 [派生]けむがる[動ラ五]けむさ[名]

大辞泉 ページ 4804