複数辞典一括検索+

けん【件】🔗🔉

けん【件】 [名]事柄。特に、問題になる、ある特定の事柄。「例の―は承知しました」〔接尾〕助数詞。事柄・事件などを数えるのに用いる。「問題は三―ある」

けん【見】🔗🔉

けん【見】 物事の見方・考え方。見解。「皮相の―」「学博く―高し」〈露伴・露団々〉見るだけで買わないこと。ひやかし。素見(すけん)。「遊女の―して帰るなど」〈浮・娘気質・一〉

けん【券】🔗🔉

けん【券】 入場券・乗車券・食券など、特定の資格や条件などを表示した紙片。切符。チケット。「映画の―」「パーティー―」荘園・田地・邸宅などの所有を証明する手形。割り符。「家の―奉り給へり」〈宇津保・蔵開下〉

けん【×妍】🔗🔉

けん【×妍】 優美なこと。美しいこと。「―を競う」

けん【県】🔗🔉

けん【県】 都・道・府とともに、市町村を包括する広域の地方公共団体。議決機関として議会、執行機関として知事・教育委員会・公安委員会などを置き、条例の制定、地方税の賦課・徴収などの権能をもつ。現在、四三県。明治初年、藩に対して、朝廷の直轄地の称。中国の地方行政区画の一。周代に郡と並んで設置されたが、秦代に郡県制の実施により郡の下に置かれ、以後、州・府・道・省などに属した。現在は省の下に位置する。

けん【倹】🔗🔉

けん【倹】 むだやぜいたくをしないこと。「一身一家の生計を密にして外面の辺幅を張らざるものを―と云う」〈福沢・福翁百話〉

けん【兼】🔗🔉

けん【兼】 かけもちすること。かねること。「首相―外相」「食堂―居間」

けん【剣】🔗🔉

けん【剣】 両刃(もろは)の刀。また、広く両刃・片刃の区別なく大刀(だいとう)をいう。つるぎ。太刀(たち)小銃の先につける短い刀。銃剣。剣を使う術。剣術。「―を学ぶ」ハチやサソリの尾にある針。また、昆虫の雌の産卵管。紋所の名。剣をかたどったもの。三つ剣・六つ剣など。

剣は一人(いちにん)の敵(てき)学ぶに足らず🔗🔉

剣は一人(いちにん)の敵(てき)学ぶに足らず 《「史記」項羽本紀から》剣術は一人を相手にする技術にすぎないから学ぶ価値はない。天下を望む者は万人を相手とする兵法をこそ学ぶべきである。

大辞泉 ページ 4820