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あら‐がき【荒垣・荒×籬】🔗⭐🔉
あら‐がき【荒垣・荒×籬】
《「あらかき」とも》
すきまの大きい垣根。
神社の外側を囲う目の粗い垣根。


あらがき‐の【荒垣の】🔗⭐🔉
あらがき‐の【荒垣の】
〔枕〕垣は内外を隔てるところから、「よそ(外)」にかかる。「里人の言寄せ妻を―よそにや我が見む」〈万・二五六二〉
あら‐かし【粗×樫】🔗⭐🔉
あら‐かし【粗×樫】
ブナ科の常緑高木。本州中部以南の山地に自生。樹皮は緑がかった灰色。葉は堅く、楕円形で先半分の縁にぎざぎざがある。春、尾状の雄花と上向きの雌花とをつける。実はどんぐり。材は家具や木炭にする。くまかし。
あらかじめ【△予め】🔗⭐🔉
あらかじめ【△予め】
[副]物事の始まる前に、ある事をしておくさま。前もって。「―調べておく」
あら‐かせぎ【荒稼ぎ】🔗⭐🔉
あら‐かせぎ【荒稼ぎ】
[名]スル
手段を選ばないで、一度に大金を稼ぐこと。「土地ころがしで―する」
強引な方法で不当に金品を奪うこと。また、その者。強盗や追いはぎなど。


あら‐かた【粗方】🔗⭐🔉
あら‐かた【粗方】
[名]
全部とまではいかなくても、ほぼそれに近い部分。大部分。「クラスの―が進学希望だ」
(副詞的に用いて)
大部分。およそ。「仕事は―かたづいた」
だいたいの数量をいうときに用いる。およそ。ざっと。あらあら。「参加人員は―五〇人だ」
[形動ナリ]手の入れ方などが細かい所まで行き届いていないさま。粗雑である。「次公が注は―なり」〈四河入海・五〉






あら‐がね【粗金・△鉱】🔗⭐🔉
あら‐がね【粗金・△鉱】
《「あらかね」とも》
採掘したままで、まだ精錬していない金属。鉱石。
鉄の異称。


あらがね‐の【粗金の】🔗⭐🔉
あらがね‐の【粗金の】
〔枕〕粗金が土中にあるところから、また一説に、金属を打ちきたえる鎚(つち)の縁で同音の「つち」にかかる。「―土のうへより」〈宇津保・祭の使〉
あら‐かべ【荒壁・粗壁】🔗⭐🔉
あら‐かべ【荒壁・粗壁】
つなぎにわらなどを入れた土を塗っただけの壁。仕上げ塗りの下地となる。
大辞泉 ページ 512。