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こきゅう‐さ【呼吸鎖】コキフ‐🔗🔉

こきゅう‐さ【呼吸鎖】コキフ‐ 細胞呼吸に関係するチトクロムなどの酵素が鎖状に並んでいるもの。ミトコンドリアの内膜などに存在し、解糖過程やクレブス回路などで生じた水素電子がここで次々に受け渡され、最終的に酸素に伝えられて水となる。

こきゅう‐しきそ【呼吸色素】コキフ‐🔗🔉

こきゅう‐しきそ【呼吸色素】コキフ‐ 生体内に含まれ、呼吸に際し分子状の酸素と結合して、組織の細胞に酸素を運搬する色素。脊椎動物の赤血球中のヘモグロビン、甲殻類や軟体動物に含まれるヘモシアニンなど。

こきゅう‐じゅ【呼吸樹】コキフ‐🔗🔉

こきゅう‐じゅ【呼吸樹】コキフ‐ ナマコ類の呼吸器官。樹枝状の管で、直腸につながり、肛門(こうもん)から出入りする海水でガス交換を行う。水肺(すいはい)

こきゅう‐しょう【呼吸商】コキフシヤウ🔗🔉

こきゅう‐しょう【呼吸商】コキフシヤウ 呼吸の際に消費した酸素の量と、排出した二酸化炭素の量との比。糖質で一・〇、たんぱく質で〇・八、脂質で〇・七。呼吸率。RQ。

こきゅう‐ちゅうすう【呼吸中枢】コキフ‐🔗🔉

こきゅう‐ちゅうすう【呼吸中枢】コキフ‐ 呼吸運動を支配する神経の中枢。哺乳類では延髄にあり、脳からの命令や血液中の二酸化炭素濃度の影響を受けて活動し、呼吸筋に運動の命令を送る。

こきゅう‐ねつ【呼吸熱】コキフ‐🔗🔉

こきゅう‐ねつ【呼吸熱】コキフ‐ 呼吸によって生じた熱。動物の体温上昇、維持などの作用をする。

こきゅう‐はくぶついん【故宮博物院】‐ハクブツヰン🔗🔉

こきゅう‐はくぶついん【故宮博物院】‐ハクブツヰン 中国北京(ペキン)にある博物館。明・清時代の紫禁城(故宮)の建物に、数十万点の古書・美術工芸品・考古出土品などを収蔵している。一九二五年設立。四九年に所蔵品の一部は台湾へ移送され、台北(タイペイ)にも同名の博物館が設立された。

こきゅうわすれうべき【故旧忘れ得べき】コキウわすれうべき🔗🔉

こきゅうわすれうべき【故旧忘れ得べき】コキウわすれうべき (うべき)高見順の小説。昭和一一年(一九三六)刊。大正末期から昭和初期に左翼運動に献身した学生たちが、一〇年後に虚無と退廃に落ち込む姿を描く。

こ‐きょ【故×墟】🔗🔉

こ‐きょ【故×墟】 ふるい城や都のあと。廃墟。

こ‐きょう【古鏡】‐キヤウ🔗🔉

こ‐きょう【古鏡】‐キヤウ 古い鏡。昔の鏡。特に、古代の金属製の鏡。

大辞泉 ページ 5318