複数辞典一括検索+

ごしょ‐にんぎょう【御所人形】‐ニンギヤウ🔗🔉

ごしょ‐にんぎょう【御所人形】‐ニンギヤウ 江戸時代、享保(一七一六〜一七三六)のころ京都で創始された幼児の人形。胡粉(ごふん)塗りで肌を白く磨き出し、大きな頭部とふくよかなからだつきに気品がある。主として裸体で着せ替えができる。皇室や公卿が大名への返礼品に用いたのが名の起こりという。

ごしょのごろぞう【御所五郎蔵】ゴシヨのゴロザウ🔗🔉

ごしょのごろぞう【御所五郎蔵】ゴシヨのゴロザウ 歌舞伎狂言「曾我綉侠御所染(そがもようたてしのごしよぞめ)」の後半部分の通称。皐月(さつき)をめぐる五郎蔵と土右衛門の鞘当(さやあ)てと、それが引き起こす悲劇を描く。

ごしょ‐はじめ【御書始(め)】🔗🔉

ごしょ‐はじめ【御書始(め)】 読書始(どくしよはじ)

ごしょ‐はちまん【五所八×幡】🔗🔉

ごしょ‐はちまん【五所八×幡】 九州で、五つの有名な八幡宮。筑前の大分宮、肥前の千栗(ちりく)宮、肥後の藤崎宮、薩摩(さつま)の新田宮、大隅の正八幡の五社。現在では他にも同様のものがある。五大八幡宮。

ごしょ‐ふう【御所風】🔗🔉

ごしょ‐ふう【御所風】 御所の風習。御所のやりかた。優美で上品なようすにいう。「古今まれなる女、つとめ姿さって、御上家(おかみけ)なる、―あり」〈浮・諸艶大鑑・一〉御所に仕える女官たちの結った髪形。下げ髪を巻き上げて笄(こうがい)でとめたもの。笄を抜くと簡単にもとの下げ髪に戻る。

ごしょ‐ぶぎょう【御所奉行】‐ブギヤウ🔗🔉

ごしょ‐ぶぎょう【御所奉行】‐ブギヤウ 鎌倉・室町幕府の職名。将軍の寺社参詣や年中行事など御所の雑事を統轄した。

ごしょ‐へいのすけ【五所平之助】🔗🔉

ごしょ‐へいのすけ【五所平之助】一九〇三〜一九八一]映画監督。東京の生まれ。昭和六年(一九三一)日本最初の本格的トーキー作品「マダムと女房」を制作。また、文芸映画に優れた手腕をみせた。代表作「伊豆の踊子」「煙突のみえる場所」など。

ごしょ‐まる【御所丸】🔗🔉

ごしょ‐まる【御所丸】 高麗(こうらい)茶碗の一。初め島津義弘が御用船の御所丸で持ち帰ったところからの名で、慶長(一五九六〜一六一五)のころ日本からの注文で作られたといわれる。特に黒い刷毛目(はけめ)文のものは茶人に珍重された。

大辞泉 ページ 5502