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こせ‐つ・く🔗🔉

こせ‐つ・く [動カ五(四)]気持ちにゆとりがなく、こせこせする。「多忙に食い殺されはしまいかと思われる程―・いて居る」〈漱石・吾輩は猫である〉

ご‐せっく【五節句・五節供】🔗🔉

ご‐せっく【五節句・五節供】 年間の五つの節句。人日(じんじつ)(正月七日)・上巳(じようし)(三月三日)・端午(たんご)(五月五日)・七夕(しちせき)(七月七日)・重陽(ちようよう)(九月九日)。

ご‐せっけ【五摂家】🔗🔉

ご‐せっけ【五摂家】 鎌倉時代以後、摂政・関白に任じられる五つの家柄。藤原北家の流れで、近衛(このえ)・九条・二条・一条・鷹司(たかつかさ)の五家。五門。

こ‐せと【古瀬戸】🔗🔉

こ‐せと【古瀬戸】 瀬戸焼のうち、鎌倉・室町時代に焼かれたもの。釉(うわぐすり)は灰釉(かいゆう)・飴釉(あめゆう)を用いた。茶道で、鎌倉時代の初代藤四郎(加藤景正(かとうかげまさ))作と称する茶入れ・茶壺の類。

こ‐ぜに【小銭】🔗🔉

こ‐ぜに【小銭】 細かいお金。少額の金銭。「―入れ」高額ではないが、ちょっとまとまったお金。「こつこつと―をためる」

こせ‐の【巨勢野】🔗🔉

こせ‐の【巨勢野】 奈良県御所(ごせ)市古瀬付近の野。巨勢山(こせやま)の西麓(せいろく)にあたる。《歌枕》

こせ‐の‐かなおか【巨勢金岡】‐かなをか🔗🔉

こせ‐の‐かなおか【巨勢金岡】‐かなをか 平安初期の宮廷画家。巨勢派の始祖。唐絵(からえ)を描く一方、和様の風景画・風俗画を制作。その画風は「新様」とよばれ、大和絵成立にかかわった最初の画家とされるが、作品は現存しない。生没年未詳。

こせ‐は【勢派】🔗🔉

こせ‐は【勢派】 巨勢金岡に始まる画家の家系。代々宮廷の絵所の中心的位置を占め、大和絵の発展に重要な役割を果たした。鎌倉時代以降は奈良興福寺に赴き、絵仏師として室町時代まで活躍。

ご‐ぜめ【後攻め】🔗🔉

ご‐ぜめ【後攻め】後詰(ごづ)」に同じ。

こせ‐やま【巨勢山】🔗🔉

こせ‐やま【巨勢山】 奈良県西部、御所(ごせ)市古瀬付近にある山。《歌枕》「―のつらつら椿つらつらに見つつ偲(しの)はな巨勢の春野を」〈万・五四〉

大辞泉 ページ 5524