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ごたぶん‐れん【御多分連】🔗🔉

ごたぶん‐れん【御多分連】 自分の意見を持たず、ただ多数の人の意見や行動に付き従う連中。

こ‐だま【小玉】🔗🔉

こ‐だま【小玉】 小さい玉。弥生時代から古墳時代にかけて、首飾り・腕飾りなどに用いた直径五、六ミリの丸い玉。多くガラス製。「小玉銀」の略。

こ‐だま【木霊・×谺・木魂】🔗🔉

こ‐だま【木霊・×谺・木魂】 [名]スル《近世初めまでは「こたま」》樹木に宿る精霊。木の精。「―が攫(さら)うぜ、昼間だって容赦はねえよ」〈鏡花・高野聖〉がこたえるものと考えたところから》声や音が山や谷などに反響すること。また、その声や音。山びこ。「銃声が谷間に―する」歌舞伎下座音楽で、小鼓二丁を下座と上手舞台裏とに分かれ、響き合うように打つもの。深山幽谷などの趣を出す。

こだま【児玉】🔗🔉

こだま【児玉】 姓氏の一。

こ‐だま【蚕霊・蚕玉】🔗🔉

こ‐だま【蚕霊・蚕玉】 蚕の神。養蚕をつかさどる神。

こだま‐あげ【蚕霊揚(げ)】🔗🔉

こだま‐あげ【蚕霊揚(げ)】 長野県などで、その年の養蚕が終わったときにする祝い。棚上げ。蚕糞(こくそ)祝い。

こたま‐がい【小玉貝】‐がひ🔗🔉

こたま‐がい【小玉貝】‐がひ マルスダレガイ科の二枚貝。外洋に面した浅海の砂底にすむ。貝殻はハマグリ形で、殻長約七センチ。殻表に放射帯やジグザグ模様がある。食用。

こだま‐かがい【児玉花外】‐クワグワイ🔗🔉

こだま‐かがい【児玉花外】‐クワグワイ一八七四〜一九四三]詩人。京都の生まれ。本名、伝八。明治三六年(一九〇三)「社会主義詩集」を発表したが、発売禁止となった。社会主義的新体詩の先駆者。他に詩集「ゆく雲」「花外詩集」など。

こだま‐ぎん【小玉銀】🔗🔉

こだま‐ぎん【小玉銀】 「豆板銀」の異称。

こだま‐げんたろう【児玉源太郎】‐ゲンタラウ🔗🔉

こだま‐げんたろう【児玉源太郎】‐ゲンタラウ一八五二〜一九〇六]軍人。陸軍大将。徳山藩出身。陸軍大学校長として、ドイツの軍制・戦術の移植に努め、台湾総督・陸相・内相などを歴任、日露戦争時は満州軍総参謀長、のち参謀総長。

ごた‐まぜ【ごた混ぜ】🔗🔉

ごた‐まぜ【ごた混ぜ】 [名・形動]いろいろな物がごたごたと入り混じっていること。また、そのさま。ごちゃまぜ。「野菜や肉を―にする」

こだま‐まつり【蚕霊祭(り)】🔗🔉

こだま‐まつり【蚕霊祭(り)】 蚕の神をまつる祭り。中部・東北地方などで、その年の養蚕の成功を祈って、二月初午(はつうま)の日に行われる。

大辞泉 ページ 5547