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こ‐だま【木霊・×谺・木魂】🔗🔉

こ‐だま【木霊・×谺・木魂】 [名]スル《近世初めまでは「こたま」》樹木に宿る精霊。木の精。「―が攫(さら)うぜ、昼間だって容赦はねえよ」〈鏡花・高野聖〉がこたえるものと考えたところから》声や音が山や谷などに反響すること。また、その声や音。山びこ。「銃声が谷間に―する」歌舞伎下座音楽で、小鼓二丁を下座と上手舞台裏とに分かれ、響き合うように打つもの。深山幽谷などの趣を出す。

大辞泉 ページ 5547 での木霊単語。