ごひゃく‐あらかん【五百_×阿羅漢】 「五百羅漢」に同じ。

ごひゃく‐かい【五百戒】 比丘尼_{（びくに）}の具足戒_{（ぐそくかい）}のこと。五百は実際の数ではない。

こ‐びゃくしょう【小百姓】_{‐ビヤクシヤウ} わずかばかりの田畑を保有する農民。

ごひゃく‐しょう【五百生】_‐シヤウ 仏語。六道の迷界に五〇〇回生まれ変わること。幾度も生まれ変わること。

ごひゃく‐じんでんごう【五百_×塵点_×劫】_{‐ヂンデンゴフ} 仏語。計り知れないほどの長い時間。釈迦が仏となってから長い年月が過ぎたことを示す。五百塵点。

ごひゃく‐はちじゅう【五百八十】_{‐ハチジフ} 縁起のよい数として、長寿を祝うときや、祝儀物の数に用いる語。「―の餅_（もち）を蒔_（ま）けば、これを拾ふ人大道もせばかりき」〈浮・織留・二〉

ごひゃくはちじゅう‐ねん【五百八十年】_{ゴヒヤクハチジフ‐} 長寿を喜び、末長くいついつまでもと祝っていう語。「この君の御代、―の御齢_{（よはひ）}を保ち給へ」〈伽・猫のさうし〉

ごひゃくはちじゅうねん‐ななまわり【五百八十年七回り】_{ゴヒヤクハチジフネンななまはり} 五八〇年と、ひと回り六〇年の干支_（えと）の七回りで、一〇〇〇年になるところから、末長くいついつまでもの意で祝っていう語。「―までも生きのびさせられう」〈虎寛狂・子盗人〉

ごひゃく‐らかん【五百羅漢】 釈迦入滅後の第一回の経典結集_{（けつじゆう）}、および第四回結集のときに集まったという五〇〇人の聖者。また、その像。五百阿羅漢。

ご‐びゅう【誤_×謬】_‐ビウ ［名］_スルまちがえること。まちがい。「―を犯す」「―を正す」「一言以て是非を―することあり」〈織田訳・花柳春話〉

こ‐ひょう【小兵】_‐ヒヤウ からだつきの小さいこと。小柄。小づくり。「―力士」大兵_{（だいひよう）}。弓を引く力が弱いこと。また、その人。「―の射る矢は筈_（はず）を返して立たざりけり」〈義経記・六〉精兵_{（せいびよう）}。

こ‐ひょう【_×虎_×豹】_‐ヘウ 虎と豹。勇猛でたけだけしいもののたとえ。「―の勇」