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こまつ‐の‐みかど【小松の帝】🔗🔉

こまつ‐の‐みかど【小松の帝】 《生まれた所が小松殿であったところから》光孝天皇の異称。

こまつ‐の‐みや【小松宮】🔗🔉

こまつ‐の‐みや【小松宮】 旧宮家の一。明治三年(一八七〇)創立の東伏見宮を同一五年改称したもの。

こ‐まつばら【小松原】🔗🔉

こ‐まつばら【小松原】 松がたくさん生えている野原。また、松原を親しんでいう。「わが命を長門(ながと)の島の―幾代を経てか神さび渡る」〈万・三六二一〉

こまつ‐ひき【小松引き】🔗🔉

こまつ‐ひき【小松引き】 平安時代、正月初めの子(ね)の日に、野に出て小松を引き抜いて遊んだ行事。子の日の遊び。《季 新年》「雪嶺の襞濃く晴れぬ―/久女」

こま‐つぶり【独楽】🔗🔉

こま‐つぶり【独楽】 独楽(こま)の古名。「―にむらごの緒つけて、奉り給へりければ」〈大鏡・伊尹〉

こま‐つるぎ【高麗剣・×狛剣】🔗🔉

こま‐つるぎ【高麗剣・×狛剣】 [名]高麗ふうの剣。環頭大刀(かんとうのたち)〔枕〕高麗剣は柄頭に環(わ)があるところから、「わ」にかかる。「―わざみが原の行宮(かりみや)に」〈万・一九九〉

ごま‐てん【×胡麻点】🔗🔉

ごま‐てん【×胡麻点】 謡い物・語り物または声明(しようみよう)などの文のわきにつけ、節の高低などを示す符号。黒ゴマのような形をしたもの。節博士(ふしはかせ)読点(とうてん)」に同じ。傍点(ぼうてん)」に同じ。

こ‐まと【小的】🔗🔉

こ‐まと【小的】 射場の的で、小さなもの。直径およそ一尺二寸(約三六・四センチ)以下のもの。大的。

ごま‐どう【護摩堂】‐ダウ🔗🔉

ごま‐どう【護摩堂】‐ダウ 真言宗などの寺院で、護摩をたき修法を行うための仏堂。本尊は不動明王か愛染明王。

ごま‐どうふ【×胡麻豆腐】🔗🔉

ごま‐どうふ【×胡麻豆腐】 白ゴマのすったものと葛粉(くずこ)とだし汁とを火にかけて練り、豆腐状に冷やし固めたもの。

ごま‐どうらん【×胡麻胴乱】🔗🔉

ごま‐どうらん【×胡麻胴乱】 江戸で文化文政期(一八〇四〜一八三〇)に流行した菓子。小麦粉にゴマをまぜて水でこね、焼き膨らませたもの。中が胴乱のように空洞になっていた。外見はよいが内容のない人をあざけっていった言葉。見かけ倒し。「底なしといった男より、十段も低い―めが」〈滑・阿多福仮面〉

大辞泉 ページ 5715