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こら・える【堪える・×怺える】こらへる🔗🔉

こら・える【堪える・×怺える】こらへる [動ア下一]こら・ふ[ハ下二]苦しみなどに、耐えてがまんする。しんぼうする。「痛みを―・える」「飢えや寒さを―・える」感情などを、抑えて外にあらわさない。「怒りを―・える」「笑いを―・える」外から加えられた力にたえる。もちこたえる。「強烈な寄りを―・える」堪忍する。許す。「今度だけは―・えてやろう」◆「怺」は国字。 [用法]こらえる・たえる――「空腹をこらえる(にたえる)」「痛みにたえる(をこらえる)」など、上接する助詞に違いがあるが、相通じて用いる。◇「こらえる」は自己の感情の発現を押さえることに中心がある。「涙をこらえる」「怒りをこらえる」に「(に)たえる」は用いない。◇「たえる」は外部からの圧力に抵抗する点に意味の中心がある。「三〇〇〇度の高温にたえる」に「(を)こらえる」は用いない。◇「たえる」は人以外の物にも使うが、「こらえる」は人についてしか使わない。

こらがて‐を【等が手を】🔗🔉

こらがて‐を【等が手を】 〔枕〕妻や恋人の腕を巻く(=枕にする)の意から、「巻く」と同音の部分を含む地名「巻向山(まきむくやま)」にかかる。「―巻向山は常にあれど過ぎにし人に行き巻かめやも」〈万・一二六八〉

ご‐らく【五楽】🔗🔉

ご‐らく【五楽】 仏語。出家楽・遠離楽・寂静楽・菩提(ぼだい)楽・涅槃(ねはん)楽の五つの楽。五種楽。

ご‐らく【娯楽】🔗🔉

ご‐らく【娯楽】 [名]スル仕事や勉学の余暇にする遊びや楽しみ。また、楽しませること。「―施設一つない山間の地」「―映画」「装飾は人の心目を―し」〈逍遥・小説神髄〉

こら‐こら🔗🔉

こら‐こら [感]非難の気持ちをこめて人に呼びかけ、注意を促す語。「―、ここに入ってはならん」

こらし・む【懲らしむ】🔗🔉

こらし・む【懲らしむ】 [動マ下二]「こらしめる」の文語形。

こらしめ【懲らしめ】🔗🔉

こらしめ【懲らしめ】 懲らしめること。懲りさせること。「いたずらに対して―を与える」

こらし・める【懲らしめる】🔗🔉

こらし・める【懲らしめる】 [動マ下一]こらし・む[マ下二]制裁を加えたりして二度としないようにさせる。懲らす。「いたずらを―・める」

大辞泉 ページ 5762