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さるかに‐かっせん【猿蟹合戦】🔗🔉

さるかに‐かっせん【猿蟹合戦】 日本の昔話。柿をめぐって猿に欺かれて殺されたカニの子が、臼(うす)・杵(きね)・ハチ・クリなどの助力を得て親の恨みを晴らす。

さる‐がみ【猿神】🔗🔉

さる‐がみ【猿神】 猿を神または眷属(けんぞく)神として祭るもの。猿は山の神や日吉(ひえ)神社の使者とされた。

さる‐から【然るから】🔗🔉

さる‐から【然るから】 [接]そうだから。それゆえに。「―兄長(このかみ)何故(なにゆゑ)この国に足をとどむべき」〈読・雨月・菊花の約〉

さる‐かん【猿環】‐クワン🔗🔉

さる‐かん【猿環】‐クワン 釣り糸などのよりもどしに使う、自由に回転する金物の環(わ)。よりもどし。

さるくい‐わし【猿××鷲】さるくひ‐🔗🔉

さるくい‐わし【猿××鷲】さるくひ‐ タカ科の鳥。頭に冠羽があり、体上面は灰褐色で腹部は白い。カニクイザルなど大形の動物を常食とする。フィリピンの特産で、フィリピンワシともいう。

さる‐ぐつわ【猿×轡】🔗🔉

さる‐ぐつわ【猿×轡】 声を立てさせないように、口にかませ、首の後ろで結んでおくもの。布などを用いる。「―をかませる」

さる‐ぐま【猿×隈】🔗🔉

さる‐ぐま【猿×隈】 歌舞伎の隈取りの一。猿の顔のように紅で額に横筋を三本入れ、目のまわりを彩るもの。「曾我の対面」の朝比奈などに使う。

さる‐こ【猿子】🔗🔉

さる‐こ【猿子】 《猿回しの猿が着るものに似ているところから》江戸で、綿の入った袖無し羽織。主に子供が着るが、女性の胴着にも用いる。さるっこ。

ざる‐ご【×笊碁】🔗🔉

ざる‐ご【×笊碁】 《笊ですくうように漏れが多いところから》打ち方のへたな碁。ざる。

サルコイドーシス【sarcoidosis】🔗🔉

サルコイドーシス【sarcoidosis】 肺・目・皮膚などに類上皮細胞という異常な細胞からなる肉のかたまりのようなものができる病気。原因不明で、厚生省の特定疾患に指定されている。

さる‐ごう【猿楽】‐ガウ🔗🔉

さる‐ごう【猿楽】‐ガウ 《「さるがく(猿楽)」の音変化》さるがく」に同じ。「様々(やうやう)の箏(こと)、琵琶、舞、―を尽くす」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉おどけ。たわむれ。じょうだん。「口を引き垂れて、知らぬことよとて、―しかくるに」〈枕・一四三〉

大辞泉 ページ 6255