複数辞典一括検索+

しお‐ぎく【潮菊】しほ‐🔗🔉

しお‐ぎく【潮菊】しほ‐ キク科の多年草。四国南部の海岸のがけに生え、高さ三〇〜五〇センチ。葉はへら形で浅い切れ込みがある。秋、枝の先に多数の白い頭状花が咲く。潮風菊(しおかぜぎく)

しおき‐しゃ【仕置き者】🔗🔉

しおき‐しゃ【仕置き者】 取り締まりをする者。「蔵人是を腹立(ふくりふ)して―にさし向かひ」〈浮・伝来記・五〉

しおき‐ば【仕置き場】🔗🔉

しおき‐ば【仕置き場】 処刑を行う場所。刑場。

しおき‐ばなし【仕置き話】🔗🔉

しおき‐ばなし【仕置き話】 為政者の取り締まり方などに関する話。「酒も大方に過ぎて所の―」〈浮・一代男・二〉

しおき‐もの【仕置き者】🔗🔉

しおき‐もの【仕置き者】 刑罰を受ける者。罪人。「悪事かさなりこのたび―なれども」〈浮・桜陰比事・一〉

しお‐きり【潮切り】しほ‐🔗🔉

しお‐きり【潮切り】しほ‐ 江戸後期の荷船の、舷外に突出した船梁の前面につけた三角形のあて木。水切り。和船の水押(みよし)の水中部分。水切り。

し‐お・く【為置く・仕置く】🔗🔉

し‐お・く【為置く・仕置く】 [動カ四]処置する。しておく。「あるべき事どもなど―・かせ給ひけり」〈栄花・布引の滝〉処罰する。こらしめる。「其場にて四人の侍を―・きし折柄」〈伎・小袖曾我〉

しお‐くぐしほ‐🔗🔉

しお‐くぐしほ‐ カヤツリグサ科の多年草。海辺の湿地に生え、地下茎から長さ約二〇センチの細い葉を出す。夏、茎を伸ばし、先に穂状の雄花を、その下に雌花をつける。葉を編んで細い縄を作る。

しお‐くび【塩首・潮×頸・入首】しほ‐🔗🔉

しお‐くび【塩首・潮×頸・入首】しほ‐ 槍の穂先の柄に接した部分。けらくび。

しお‐くみ【潮×汲み・××汲み】しほ‐🔗🔉

しお‐くみ【潮×汲み・××汲み】しほ‐ 塩を作るために海水をくむこと。また、その人。

しおくみ【汐汲】しほくみ🔗🔉

しおくみ【汐汲】しほくみ 歌舞伎舞踊。長唄。二世桜田治助作詞、二世杵屋正次郎作曲。謡曲の「松風」に取材したもの。七変化「七枚続花の姿絵」の一つとして、文化八年(一八一一)江戸市村座初演。

しおくみ‐ぐるま【潮×汲み車】しほくみ‐🔗🔉

しおくみ‐ぐるま【潮×汲み車】しほくみ‐ 海水をくみ入れた桶を運ぶ車。「―わづかなる、憂き世にめぐるはかなさよ」〈謡・松風〉

大辞泉 ページ 6486