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いい‐こしら・える【言い×拵える】いひこしらへる🔗🔉

いい‐こしら・える【言い×拵える】いひこしらへる [動ア下一]いひこしら・ふ[ハ下二]その場のがれの口実を使う。うまく言いつくろう。「言葉巧みに―・えて責任を逃れる」

いい‐こ・す【言(い)越す】いひ‐🔗🔉

いい‐こ・す【言(い)越す】いひ‐ [動サ五(四)]言ってよこす。言ってくる。「かねて―・した其夫(おつと)は」〈漱石・こゝろ〉

いい‐こと【好い事】🔗🔉

いい‐こと【好い事】 [名]うれしいこと。楽しいこと。「―を聞かせようか」よい機会。つけいる口実。「その地位を―にして私腹を肥やす」[感]相手に念を押す気持ちを表すときに女性が用いる語。「―、二度とそんなことをしてはだめよ」

いい‐ごと【言ひ事】いひ‐🔗🔉

いい‐ごと【言ひ事】いひ‐ 話されること。また、言葉。「頼めおきしその―やあだなりし波越えぬべき末の松山」〈山家集・下〉よく話される事柄。話の種。「そのころの―にこそし侍りしか」〈大鏡・伊尹〉口論。口げんか。「―の種をこしらへ、油断のならぬ人心(ひとごころ)や」〈浮・織留・三〉

いい‐こな・す【言いこなす】いひ‐🔗🔉

いい‐こな・す【言いこなす】いひ‐ [動サ五(四)]じょうずに言い表す。言葉巧みに言う。「一寸(ちよつと)したことをいかにも尤(もつと)もらしく―・して聞かせる」〈藤村・破戒〉悪く言う。「いづれも気にいらぬ風情にてほめず、―・しければ」〈咄・私可多咄・三〉論じて相手を説得する。「さきの理をくつがへしてこなたの正理に―・しおほせて」〈色道大鏡・五〉

いい‐こ・める【言い×籠める】いひ‐🔗🔉

いい‐こ・める【言い×籠める】いひ‐ [動マ下一]いひこ・む[マ下二]弁舌で相手の抗弁の口を封じる。議論してやりこめる。「―・められて引き下がる」

イーゴリぐんき【イーゴリ軍記】🔗🔉

イーゴリぐんき【イーゴリ軍記】 《原題、(ロシア)Slovo o polku Igoreve》ロシアの叙事詩。作者未詳。一二世紀末成立。イーゴリ公率いるロシア同盟軍の遊牧民討伐の史実を骨子とし、ロシア統一を訴えたロシア中世文学の代表作。ボロディン作曲のオペラ「イーゴリ公」はこれに基づく。イーゴリ遠征物語。

イーサ【ESA】🔗🔉

イーサ【ESA】 《European Space Agency》欧州各国が共同で宇宙開発を推進するために設立した機関。ESRO(欧州宇宙研究機構)とELDO(欧州ロケット開発機構)とが母体となり、一九七五年発足。本部はパリ。

大辞泉 ページ 664