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下に出る🔗🔉

下に出る下手(したて)に出る」に同じ。「非を認めて―出る」

下にも置かない🔗🔉

下にも置かない 非常に丁重に扱う。丁寧にもてなして下座(しもざ)に置かない。「―ない歓待ぶり」

した【舌】🔗🔉

した【舌】 口腔底から突出している筋肉性の器官。粘膜に覆われ、非常によく動き、食物の攪拌(かくはん)・嚥下(えんげ)を助け、味覚・発音をつかさどる。べろ。話すこと。言葉遣い。弁舌。「―を振るう」雅楽器の篳篥(ひちりき)のリード。二寸(約六センチ)ほどに切った蘆(あし)の一端をつぶして吹き口とし、他の一端に和紙を巻いて管に差し込んだもの。蘆舌(ろぜつ)

舌が長・い🔗🔉

舌が長・い よくしゃべる。おしゃべりである。

舌が回・る🔗🔉

舌が回・る よどみなくしゃべる。「よくあれだけ―・るものだ」

舌の先🔗🔉

舌の先 言葉の上だけ。口先。「―で言いくるめる」

舌の剣(つるぎ)は命(いのち)を絶つ🔗🔉

舌の剣(つるぎ)は命(いのち)を絶つ 軽率な発言のために、自分の生命を失うことがある。言葉は慎むべきであるという教え。

舌の根の乾かぬうち🔗🔉

舌の根の乾かぬうち 言葉を言い終わるか終わらないうち。前言に反したことを言ったりしたりしたときに、非難して用いる。「―に、もううそをつく」

舌は禍(わざわい)の根(ね)🔗🔉

舌は禍(わざわい)の根(ね) 言葉は災難を招くもとであるということ。口は禍の門(かど)

舌も引かぬ🔗🔉

舌も引かぬ まだ言い終わらない。言って間もなく。「たった今恥ぢしめた―に無分別」〈浄・嫗山姥〉

舌を食・う🔗🔉

舌を食・う 舌をかみ切って自殺する。「たとえ―・って死んでも」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉

舌を出・す🔗🔉

舌を出・す 陰で人をばかにしたり、あざけり笑ったりする。また、そういうときの動作。「笑顔の裏で―・す」恥ずかしさなどをごまかす動作。

舌を鳴ら・す🔗🔉

舌を鳴ら・す 軽蔑・不満の気持ちを表す動作。「不服そうに―・す」賛美する気持ちを表す動作。特に、おいしい物を食べて、満足した気持ちを表す動作。「ごちそうに―・す」

舌を二枚に使・う🔗🔉

舌を二枚に使・う 前に言ったことと後で言ったこととが違う。また、相手しだいで違ったことを言う。二枚舌を使う。

大辞泉 ページ 6711