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家広・し🔗🔉

家広・し 一族の人たちが繁栄している。「右大臣阿倍のみむらじは、たから豊かに―・き人にてぞおはしける」〈竹取〉

家を空・ける🔗🔉

家を空・ける 家を留守にする。「家族旅行でしばらく―・ける」「出張で二、三日―・ける」

家を外(そと)にする🔗🔉

家を外(そと)にする 外出しがちである。自分の家にいつかない。「―して遊んでばかりいる」

家を出る(=出(い)・ず)🔗🔉

家を出る(=出(い)・ず) 家庭から出る。また、離縁して去る。《「出家」の訓読みから》出家する。「一度(ひとたび)―・で給ひなば、仮にもこの世をかへりみむとは思しおきてず」〈源・御法〉

いえ【家】いへ🔗🔉

いえ【家】いへ 島崎藤村の小説。明治四三〜四四年(一九一〇〜一一)発表。作者自身をモデルに、主人公三吉の生家小泉家と姉の婚家橋本家の、二つの旧家の退廃と没落の歴史を描く。日本自然主義文学の代表作。

いえ🔗🔉

いえ [感]打ち消し、また反対する気持ちを表す語。いいえ。いや。「―、それは違います」思いがけないことに出あい、驚いて発する声。おや。「昼飯を食べうず。―ここな、無いが、鳶(とび)食ったか」〈狂言記・苞山伏〉人に呼びかけるときの声。「『―、戻ったか』『ただ今戻りました』」〈虎寛狂・今参〉

いえ‐あと【家跡】いへ‐🔗🔉

いえ‐あと【家跡】いへ‐ 前に家が建っていた跡。やしき跡。先祖から伝わる家の名。名跡(みようせき)

いえ‐あるじ【家主】いへ‐🔗🔉

いえ‐あるじ【家主】いへ‐ 一家の主人。いえぬし。「かの―二十八日に下るべし」〈源・浮舟〉

いえ‐い【家居】いへゐ🔗🔉

いえ‐い【家居】いへゐ [名]スル家にいること。また、家をつくって住むこと。「余り外出(そとで)もせずに、―勝ちであったが」〈木下尚江・良人の自白〉すまい。家。「―のつきづきしくあらまほしきこそ仮の宿りとは思へど」〈徒然・一〇〉

い‐えい【遺詠】ヰ‐🔗🔉

い‐えい【遺詠】ヰ‐ 故人が詠んだ未発表の詩歌。「―を歌集にまとめる」辞世の詩歌。

い‐えい【遺影】ヰ‐🔗🔉

い‐えい【遺影】ヰ‐ 故人の写真や肖像画。

いえ‐うつり【家移り】いへ‐🔗🔉

いえ‐うつり【家移り】いへ‐ 住居を移すこと。転居。引っ越し。やうつり。

大辞泉 ページ 691