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しもふり‐づき【霜降り月】🔗🔉

しもふり‐づき【霜降り月】 陰暦一一月の異称。霜月。《季 冬》「後山へ―の橋をふむ/蛇笏」

しもふり‐まつ【霜降松】🔗🔉

しもふり‐まつ【霜降松】 ゴヨウマツの変種。葉が緑白色で霜が降りたように見える。霜降り五葉。

しも‐べ【下辺】🔗🔉

しも‐べ【下辺】 《古くは「しもへ」》しもの方。特に、川の下流の辺り。「上辺(かみへ)には千鳥しば鳴く―にはかはづつま呼ぶ」〈万・九二〇〉上辺(かみべ)

しも‐べ【下部・僕】🔗🔉

しも‐べ【下部・僕】 雑用に使われる者。召使い。「神の―」身分の低い者。「この魚…頭は―も食はず」〈徒然・一一九〉官に仕えて、雑役を勤めた下級の役人。「―ども参ってさがし奉れ」〈平家・四〉

しも‐べや【下部屋】🔗🔉

しも‐べや【下部屋】 召使いなどの部屋。「これ縫ひ給はずは、―にやりてこめ奉らむ」〈落窪・二〉

しも‐ぼうし【下法師】‐ボフシ🔗🔉

しも‐ぼうし【下法師】‐ボフシ 雑役などに使われる身分の最も低い僧。中間(ちゆうげん)法師。「弟子の―を呼びて、私語(さきめ)きて物へ遣はしつ」〈今昔・二八・一七〉

しもみ‐ぐさ【霜見草】🔗🔉

しもみ‐ぐさ【霜見草】 寒菊(かんぎく)の別名。

しも‐みち【霜道】🔗🔉

しも‐みち【霜道】 霜の降りている道。傾斜地などの、冷気の流れ下る道筋。降霜が多い。

しも‐む【下無】🔗🔉

しも‐む【下無】 日本音楽の十二律の一。基音の壱越(いちこつ)より四律高い音で、中国の十二律の姑洗(こせん)、洋楽の嬰(えい)ヘ音にあたる。

しもむら【下村】🔗🔉

しもむら【下村】 姓氏の一。

しもむら‐かいなん【下村海南】🔗🔉

しもむら‐かいなん【下村海南】一八七五〜一九五七]政治家・ジャーナリスト。和歌山の生まれ。本名、宏。新聞記者として活躍後、貴族院議員となり、昭和二〇年(一九四五)鈴木内閣の国務相兼情報局総裁として、終戦の実現に努力した。著「終戦秘史」など。

しもむら‐かんざん【下村観山】‐クワンザン🔗🔉

しもむら‐かんざん【下村観山】‐クワンザン一八七三〜一九三〇]日本画家。和歌山の生まれ。本名、晴三郎。狩野芳崖(かのうほうがい)・橋本雅邦に師事。日本美術院の創立に参加。卓抜した技法により、伝統的画風を現代に生かした。作「白狐」「弱法師」など。

大辞泉 ページ 6994