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いく‐よ【幾世・幾代】🔗🔉

いく‐よ【幾世・幾代】 どれほどの年代。また、多くの年月。「われ見ても久しくなりぬ住吉(すみのえ)の岸の姫松―経ぬらむ」〈古今・雑上〉「幾世餅(いくよもち)」の略。

いく‐よ【幾夜】🔗🔉

いく‐よ【幾夜】 どれほどの数の夜。「あの夜から―過ぎたのだろう」若干の数の夜。「眠れない夜が―かあった」多くの夜。「騒音が―も続く」

いくよ‐もち【幾世×餅】🔗🔉

いくよ‐もち【幾世×餅】 江戸両国名物のあん餅。元禄(一六八八〜一七〇四)のころ、小松屋喜兵衛が吉原の遊女幾世を落籍して妻とし、その名をつけて売り出した。

いく‐ら【幾ら】🔗🔉

いく‐ら【幾ら】 [名]数量・値段の不明・不定なときにいう語。どれほど。どのくらい。「重さは―あるか」「この本は―ですか」「―経費がかかるかわからない」(「いくらも」「いくらでも」の形で)不定ではあるが、ある程度の数量をいう。相当多い程度。どれほどでも。たくさん。「品物なら―もある」「―でも持ってきてください」(あとに打消しの語を伴って用いる)それほど多くない程度。ほとんど。「その後―もたっていない」「残りは―でもない」(接尾語的に用いて)その数値の下の位の数値を大まかにいう。「定価が一万―の靴」[副](あとに「ても」「でも」を伴うことが多い)量や程度のはなはだしいさま。どれほど。どんなに。「―捜しても見つからない」「―子供でもわかるだろう」

イクラ【ロシアikra】🔗🔉

イクラ【ロシアikra】 《魚の卵の意》サケ・マスの卵を塩漬けにした食品。日本では、筋子に対し、成熟した卵を一粒ずつ離したものをいう。

いくら‐か【幾らか】🔗🔉

いくら‐か【幾らか】 [名]あまり多くない数量。いくぶんか。少し。「収入の―を貯金する」[副]数量・程度があまり多くないさま。多少。「きのうより―気分がよくなった」

いくら‐なんでも【幾ら何でも】🔗🔉

いくら‐なんでも【幾ら何でも】 〔連語〕どのような事情があろうとも。理由がどうであれ。「―ひどすぎる」

大辞泉 ページ 758