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じょ‐は‐きゅう【序破急】‐キフ🔗🔉

じょ‐は‐きゅう【序破急】‐キフ 雅楽で、楽曲を構成する三つの楽章。初部の「序」は緩徐で拍子に合わず、中間部の「破」は緩徐で拍子に合い、終部の「急」は急速で拍子に合う。芸能における速度の三区分。「序」はゆっくり、「破」は中間、「急」は速く。講談などの話のテンポ、邦楽などの演奏のテンポなどにいう。芸能における演出上の三区分。「序」は事なくすらすらと、「破」は変化に富ませ、「急」は短く軽快に演ずる。能・舞踊などでいう。能や浄瑠璃などで、脚本構成上の三区分。「序」は導入部、「破」は展開部、「急」は結末部。能などで、番組編成上の三区分。五番立ての番組で、脇能を「序」、二番・三番・四番目を「破」、五番目を「急」とする。連歌・俳諧で、一巻(ひとまき)の運びを規制した形式・原理。「序」は無事に静かに、「破」は曲折に富んでおもしろく、「急」はさらさらと軽くつけ終わるべしとするもの。すべての物事の、始め・中(なか)・終わり。物事の展開してゆく流れ。「話に―の変化をつける」

じょは‐すいみん【徐波睡眠】🔗🔉

じょは‐すいみん【徐波睡眠】 睡眠状態で、脳波に大きくゆるやかな波が現れる深い眠り。

しょ‐はつ【初発】🔗🔉

しょ‐はつ【初発】 初めて発すること。物事の起こりはじめ。しょほつ。「真に其―の出所を詳にす可らず」〈福沢・文明論之概略〉電車などの、始発。

しょ‐ばつ【処罰】🔗🔉

しょ‐ばつ【処罰】 [名]スル罪に相当する罰を加えること。罰すること。「違反者を―する」

じょ‐ばつ【除伐】ヂヨ‐🔗🔉

じょ‐ばつ【除伐】ヂヨ‐ 幼齢林の手入れとして、不要な樹木を切り除くこと。

しょ‐はん【初犯】🔗🔉

しょ‐はん【初犯】 初めて罪を犯すこと。また、初めて犯した罪。→再犯 →累犯

しょ‐はん【初版】🔗🔉

しょ‐はん【初版】 刊行された書物の最初の版。また、その本。第一版。「―本」

しょ‐はん【諸般】🔗🔉

しょ‐はん【諸般】 いろいろの事柄。さまざま。種々。「―の事情を考慮する」

しょ‐ばん【初番】🔗🔉

しょ‐ばん【初番】 初めの番。順番の初め。〈日葡〉

しょ‐ばん【諸×蕃】🔗🔉

しょ‐ばん【諸×蕃】 古代、氏族を類別した呼称の一。中国・朝鮮から渡来したと称する諸氏。秦(はた)氏・漢(あや)氏・百済(くだら)氏など。蕃別。→皇別 →神別

大辞泉 ページ 7688