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しん【秦】🔗🔉

しん【秦】 中国の国名。春秋戦国時代の国の一。戦国七雄の一。初め秦(甘粛)の地にいたが、前七七一年、周の諸侯に列せられて以後、渭水(いすい)に沿って東進。勢力を拡大して、前二四九年に周を滅ぼし、前二二一年政(始皇帝)の時には六国を滅ぼし天下を統一。都は咸陽。前二〇七年、三代一五年で漢の劉邦(りゆうほう)(高祖)に滅ぼされた。五胡十六国時代の三王朝、前秦・後秦・西秦。

しん【清】🔗🔉

しん【清】 中国最後の王朝。一六一六年、女真族のヌルハチ(太祖)が明を滅ぼし、国号を後金として建国。一六三六年、二代太宗が国号を清と改称。都を瀋陽から北京に移した。康熙・乾隆両帝のとき全盛。一九世紀に入って欧米列強の侵略や、太平天国などの農民反乱により衰退。一九一二年、辛亥革命によって滅亡した。

しん【紳】🔗🔉

しん【紳】 昔、中国で、高位高官の人が礼装に用いた幅の広い帯。おおおび。

紳に書す🔗🔉

紳に書す 忘れないように紳の末端に書いておく。転じて、よく覚えておき、常に手本とする。

しん【×軫】🔗🔉

しん【×軫】 二十八宿の一。南方の第七宿。烏(からす)座の主部にあたる。みつかけぼし。軫宿。

しん【寝】🔗🔉

しん【寝】 ねること。また、ねどこ。「―に就く」

しん【新】🔗🔉

しん【新】 [名]新しいもの。新しいこと。「―と旧との交替」旧。「新暦」の略。「―の正月」旧。「新株」の略。「新銀」の略。「―でたった二百目ばかり」〈浄・油地獄〉「新造」の略。「これ―や、どこへいってゐる」〈洒・遊子方言〉〔接頭〕名詞に付いて、新しいという意を表す。「―芽」「―じゃが」「―一年生」

しん【新】🔗🔉

しん【新】 中国の国名。西暦八年、王莽(おうもう)が前漢を滅ぼして建国。都は長安。「周礼」にもとづく復古政策をとったが失敗。二三年、後漢の劉秀(光武帝)に滅ぼされた。

しん【×瞋・×嗔】🔗🔉

しん【×瞋・×嗔】 仏語。三毒の一。瞋恚(しんい)

大辞泉 ページ 7788