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すい‐ふくべ【吸い×瓢】すひ‐🔗🔉

すい‐ふくべ【吸い×瓢】すひ‐吸角(きゆうかく)」に同じ。「蒟蒻に―を懸けたほども利(き)かず」〈紅葉・二人女房〉

ずい‐ぶつ【×瑞物】🔗🔉

ずい‐ぶつ【×瑞物】 陰陽道(おんようどう)などで、めでたいしるしとなるもの。麒麟(きりん)・鳳凰(ほうおう)・瑞雲の類。

スイフト【swift】🔗🔉

スイフト【swift】 《swift ballの略》野球で、速球。スピードボール。

すいふ‐ば【水府葉】🔗🔉

すいふ‐ば【水府葉】 タバコの一品種。江戸時代、水戸藩の特産物として茨城県久慈地方で産した。品質がよい。

すいふ‐りゅう【水府流】‐リウ🔗🔉

すいふ‐りゅう【水府流】‐リウ 日本泳法の流派の一。水戸藩主徳川斉昭(とくがわなりあき)が、小松流の泳法と島村流の泳法とを合わせて作った流派。

すい‐ふろ【水風×呂】🔗🔉

すい‐ふろ【水風×呂】 《茶の湯の道具である「水風炉(すいふろ)」に構造が似るところからという》桶(おけ)の下にかまどを取りつけ浴槽の水を沸かして入る風呂。塩風呂・蒸し風呂などに対していう。すえふろ。「―の釜をぬきたる科(とが)ゆゑに」〈滑・膝栗毛・初〉

すい‐ぶん【水分】🔗🔉

すい‐ぶん【水分】 成分として含まれている水の量。みずけ。経穴の一。へその真上約二センチのところ。夜尿症・膀胱炎(ぼうこうえん)などの治療点。

ずい‐ぶん【随分】🔗🔉

ずい‐ぶん【随分】 [形動][ナリ]ふさわしい程度を超えているさま。また、いちじるしいさま。並でないさま。過分。相当。「―な御見舞をいただきました」「貯金も―な額になった」人に対する態度や言動が度を過ぎているさま。非常識。「そんなことを言うなんて―な奴だ」[副]いちじるしいさま。多く、予想外だとか不本意だとかいう気持ちをこめて用いる。非常に。だいぶ。かなり。「年の割には―(と)老(ふ)けて見える」「―(と)大げさなことをいう人だ」その人の能力・身分・立場などにふさわしいさま。また、事態がある状況にふさわしくなっていくさま。分相応に。それなりに。「しっかり勉強すれば、成績も―(と)よくなるものだ」「将来立派な者にさえなれば、―照子の婿(むこ)にもしてやる」〈谷崎・悪魔〉その人の置かれている状況の中で最善を尽くすさま。できるだけ。なるべく。「―(と)養生してください」「―(と)努力してみましょう」(別れの挨拶などで用いる、古い言い方)せいぜい。「もう御別れになるかもしれません。―御機嫌よう」〈漱石・坊っちゃん〉[名]その人の能力・身分・立場などにふさわしいこと。「我は此の宗に帰すれども、人はまた彼の宗に志す。共に―の益(やく)あるべし」〈神皇正統記・嵯峨〉 [類語]かなり・相当・なかなか・大分(だいぶ・だいぶん)・大層・頗(すこぶ)る・いやに・やけに・えらく・馬鹿(ばか)

大辞泉 ページ 8023