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いし‐ひじり【石聖】🔗🔉

いし‐ひじり【石聖】 俗事に心を動かされない、徳行堅固な僧。「東大寺の―経住が、我は観音の化身なりと名のれども」〈沙石集・一〉

いし‐びや【石火矢・石火×箭】🔗🔉

いし‐びや【石火矢・石火×箭】 石または鉄・鉛などを飛ばして城攻めに用いた兵器。近世初期に西洋から伝来した大砲のこと。「江戸屋勝二郎というては―でも崩れまい」〈浄・淀鯉〉

いし‐ひょうじ【意思表示】‐ヘウジ🔗🔉

いし‐ひょうじ【意思表示】‐ヘウジ [名]スル自分の意思を相手に示すこと。「反対を―する」契約の申し込み・承諾・解除や遺言など、権利・義務に関する法律上の効果を生じさせるために、その意思を外部に表示する行為。

いし‐ぶぎょう【石奉行】‐ブギヤウ🔗🔉

いし‐ぶぎょう【石奉行】‐ブギヤウ 戦国時代、城の石積みにあたった役人。また、石の切り出しをつかさどった役人。江戸幕府で、土木工事をつかさどる役人。のちには、材木奉行を兼ねた。

いし‐ぶし【石伏】🔗🔉

いし‐ぶし【石伏】 《小石の多い水底にいる魚であるところから》ウキゴリの別名。ドンコの別名。ヨシノボリの別名。

いしぶたい‐こふん【石舞台古墳】🔗🔉

いしぶたい‐こふん【石舞台古墳】 奈良県高市郡明日香村島庄にある飛鳥時代の古墳。巨大な横穴式石室が露出し、天井石が舞台のように大きいためにこの名がある。蘇我馬子(そがのうまこ)の墓とする説もある。

いし‐ぶね【石船】🔗🔉

いし‐ぶね【石船】 石材を運搬する船。石でつくった浴槽。いしぶろ。「裸身(はだかみ)を、もしやとずっぷり―にひたせば」〈浄・女護島〉

いし‐ぶみ【石文・碑】🔗🔉

いし‐ぶみ【石文・碑】 事績を後世に伝えるため、文字などを刻んで建てる石。石碑(せきひ)。碑(ひ)

いし‐ぶろ【石風×呂】🔗🔉

いし‐ぶろ【石風×呂】 石でつくった浴槽。岩屋・石室の蒸し風呂。石を焼いて水を注ぎ、その湯気を浴びる。「百姓ども御馳走に―をたき」〈咄・きのふはけふ・上〉

いしべ【石部】🔗🔉

いしべ【石部】 滋賀県甲賀(こうか)郡の地名。もと東海道五十三次の宿駅。古くから石灰を産出した。磯部(いそべ)とも呼ばれた。

大辞泉 ページ 811