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い‐じゅん【違順】ヰ‐🔗🔉

い‐じゅん【違順】ヰ‐ 仏語。逆境と順境。苦を感じる境界と楽を感じる境界。愛・憎など、順と逆との関係をいう。「常(とこ)しなへに―につかはるる事は、ひとへに苦楽のためなり」〈徒然・二四二〉

い‐しょ【位署】ヰ‐🔗🔉

い‐しょ【位署】ヰ‐ 公文書に官位・姓名を記すこと。また、その書式。官と位が相当する場合は、「中納言従三位某」のように官・位・姓名の順、官と位が相当しない場合は、位・官・姓名の順に書いた。また、位が高く官が低いときは、「正二位行大納言某」のように、間に「行(ぎよう)」の字を加え、逆の場合は、「従四位上守治部卿某」のように、間に「守(しゆ)」の字を加えた。

い‐しょ【医書】🔗🔉

い‐しょ【医書】 医学・医術に関する書物。医学書。

い‐しょ【異書】🔗🔉

い‐しょ【異書】 同一の書でありながら、字句に多少違うところのある書物。異本。「―の校合(きようごう)めずらしい書。珍本。儒書に対して、道家の書。仙術などに関する不可思議なことを記した秘本。

い‐しょ【遺書】ヰ‐🔗🔉

い‐しょ【遺書】ヰ‐ 死後のために書き残す文書や手紙。書き置き。遺言状。後の世に残した書物。遺著。方々に散りうせた書物。

い‐しょ【遺緒】ヰ‐🔗🔉

い‐しょ【遺緒】ヰ‐ 先人が残した事業。遺業。

い‐しょ【緯書】ヰ‐🔗🔉

い‐しょ【緯書】ヰ‐ 中国、前漢末から後漢にかけて作られた書物。経書に対するもので、易緯・書緯・詩緯・礼緯・楽緯・春秋緯・孝経緯など多種がある。儒教の経義に関連させながら予言・禍福・吉凶などを説いたもの。後世、儒家の思想を乱すものとして禁書となり、今日では、一部分だけが残る。

い‐しょう【衣装・衣×裳】‐シヤウ🔗🔉

い‐しょう【衣装・衣×裳】‐シヤウ 《上半身につける「衣(きぬ)」と下半身につける「裳(も)」の意から》着物。衣服。「馬子にも―」儀式や祭りの場での、多く定式化された衣服。また、芸能で出演者のつける衣服。舞楽・能では、特に装束(しようぞく)という。「花嫁―」「舞台―」

大辞泉 ページ 818