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ずみ【×桷・棠梨】🔗🔉

ずみ【×桷・棠梨】 バラ科の落葉小高木。山地に多く、全体にとげがある。葉は楕円形。四〜六月ごろ白い五弁花が咲き、秋に紅あるいは黄色の丸い実がなる。庭木として植えられ、樹皮は染料になる。こりんご。こなし。姫海棠(ひめかいどう)。三つ葉海棠。甘棠(かんとう)。《季 夏》「たちよれば深山ぐもりに―の花/蛇笏」

ずみ【済み】🔗🔉

ずみ【済み】 〔語素〕名詞の下に付いて複合語をつくり、それが終わっていること、すんでしまったことの意を表す。「決裁―」「注文―」「支払い―」

すみ‐あか【隅赤】🔗🔉

すみ‐あか【隅赤】 ふたと身の口縁から四隅にかけて朱漆を塗り、他の部分は黒漆塗りにして蒔絵(まきえ)などを施した箱。大小各種あり、婦人の身の回りの品を収めるのに用いられた。

すみ‐あら・す【住(み)荒らす】🔗🔉

すみ‐あら・す【住(み)荒らす】 [動サ五(四)]長く住んで破損したり汚したりする。「―・された家屋」

すみ‐いか【墨烏賊】🔗🔉

すみ‐いか【墨烏賊】 コウイカやシリヤケイカの別名。

すみ‐いし【隅石】🔗🔉

すみ‐いし【隅石】 石造り・煉瓦(れんが)造りの壁の出隅部分に積まれる石。本来は補強のために行われるが、装飾的なものが多い。

すみ‐いと【墨糸】🔗🔉

すみ‐いと【墨糸】 墨壺(すみつぼ)についている、黒い線を引くための糸。墨縄。

すみ‐いれ【炭入れ】🔗🔉

すみ‐いれ【炭入れ】炭取り」に同じ。

すみ‐いれ【隅入れ】🔗🔉

すみ‐いれ【隅入れ】 「隅入れ角(かく)」の略。

すみ‐いれ【墨入れ】🔗🔉

すみ‐いれ【墨入れ】 製図などで、鉛筆でかいた下図を、墨や黒インクで仕上げること。墨壺(すみつぼ)

すみいれ‐かく【隅入れ角】🔗🔉

すみいれ‐かく【隅入れ角】 四隅に少しくぼみをつけた方形。

すみ‐いろ【墨色】🔗🔉

すみ‐いろ【墨色】 書いたり染めたりした墨の色合い。ぼくしょく。墨で文字を書かせて、その文字の墨の色で吉凶を判断する占いの方法。墨色の考え。「向うに白き幟(のぼり)に人相―白翁堂勇斎とあるを見て」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉

すみ‐う・い【住み憂い】🔗🔉

すみ‐う・い【住み憂い】 [形]すみう・し[ク]住みづらい。住みにくい。「―・くない場所というものは全く少いものだね」〈藤村・桜の実の熟する時〉

大辞泉 ページ 8227