複数辞典一括検索+

せき‐ねん【昔年】🔗🔉

せき‐ねん【昔年】 むかし。いにしえ。昔時。「―のおもかげ」

せき‐ねん【積年】🔗🔉

せき‐ねん【積年】 積もる年月。長い年月。多年。「―の努力が功を奏する」

せきのごほんまつ【関の五本松】🔗🔉

せきのごほんまつ【関の五本松】 島根県出雲地方の民謡。美保関の港口の山にある五本松が、松江の領主の行列の槍がつかえたという理由で一本切られたことを惜しんだ歌という。

せき‐の‐こまん【関の小万】🔗🔉

せき‐の‐こまん【関の小万】 江戸初期に東海道の関の宿にいたという出女。丹波与作との情話は当時の歌謡にうたわれ、また、浄瑠璃・歌舞伎・小説などの題材にもなった。歌舞伎舞踊「四季花笠踊」の通称。長唄の地で、娘が花笠をかぶり、また両手に持って踊る。若衆歌舞伎時代の踊りが残存したもの。

せき‐の‐じぞう【関の地蔵】‐ヂザウ🔗🔉

せき‐の‐じぞう【関の地蔵】‐ヂザウ 三重県鈴鹿市関町にある宝蔵寺の異称。行基または一休の開眼と伝えられる地蔵尊が有名。

せき‐の‐しみず【関の清水】‐しみづ🔗🔉

せき‐の‐しみず【関の清水】‐しみづ 滋賀県大津市、逢坂(おうさか)の関跡付近にあった清水。関水。《歌枕》「手もたゆく扇の風もぬるければ―にみなれてぞゆく」〈曾丹集〉

せきの‐ただす【関野貞】🔗🔉

せきの‐ただす【関野貞】一八六七〜一九三五]建築家・建築史家。新潟の生まれ。東大教授。日本・朝鮮・中国各地の古建築・遺跡・古美術を広く調査・研究し、建築史・美術史・考古学に大きな業績を残した。様式史的観点から法隆寺非再建論を主張。著「韓国建築調査報告」。

せき‐の‐と【関の戸・関の門】🔗🔉

せき‐の‐と【関の戸・関の門】 関所の門。関門。せきど。また転じて、関所。「―も明け方近くなりにけり今なくとりはそらねならじな」〈続古今・雑中〉

せきのと【関の扉】🔗🔉

せきのと【関の扉】 歌舞伎舞踊「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」の通称。

せき‐の‐にし【関の西】🔗🔉

せき‐の‐にし【関の西】 逢坂(おうさか)の関から西。関西。

せき‐の‐ひがし【関の東】🔗🔉

せき‐の‐ひがし【関の東】 逢坂(おうさか)の関から東。関東。

せき‐の‐ふじかわ【関の藤川】‐ふぢかは🔗🔉

せき‐の‐ふじかわ【関の藤川】‐ふぢかは 岐阜県不破郡関ヶ原町にある旧跡不破(ふわ)の関付近を流れる藤古川のこと。《歌枕》「美濃国―絶えずして君につかへむ万代(よろづよ)までに」〈古今・神あそびの歌〉

大辞泉 ページ 8458