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せっかい‐がん【石灰岩】セキクワイ‐🔗🔉

せっかい‐がん【石灰岩】セキクワイ‐ 炭酸カルシウムを主成分とする堆積岩(たいせきがん)。主に方解石からなり、ふつう白色や灰色。貝殻・サンゴ・有孔虫などの生物遺体が堆積した生物岩と、化学的沈殿により形成された化学岩とがある。セメント・石灰などの原料、石材として利用。→石灰石

せっかいがん‐しょくぶつ【石灰岩植物】セキクワイガン‐🔗🔉

せっかいがん‐しょくぶつ【石灰岩植物】セキクワイガン‐ 石灰岩地域によく生育する植物。クモノスシダなど。

せっかい‐さつざい【石灰擦剤】セキクワイ‐🔗🔉

せっかい‐さつざい【石灰擦剤】セキクワイ‐ 石灰水とごま油などの植物油を等量に混ぜ合わせた、やけどや皮膚・粘膜のただれに塗布する薬剤。

せっかい‐すい【石灰水】セキクワイ‐🔗🔉

せっかい‐すい【石灰水】セキクワイ‐ 水酸化カルシウムの飽和水溶液。強いアルカリ性を示し、二酸化炭素を通じると炭酸カルシウムを生じて白濁する。

せっかい‐せき【石灰石】セキクワイ‐🔗🔉

せっかい‐せき【石灰石】セキクワイ‐ セメント・肥料などの工業用原料として利用される場合の石灰岩のこと。

せっかい‐そう【石灰藻】セキクワイサウ🔗🔉

せっかい‐そう【石灰藻】セキクワイサウ 藻類のうち、石灰質を体壁に沈着するものの総称。主にサンゴモ科の紅藻をさす。熱帯地域でサンゴ礁の形成に関係する。

せっかい‐ちっそ【石灰窒素】セキクワイ‐🔗🔉

せっかい‐ちっそ【石灰窒素】セキクワイ‐ 高温にした炭化カルシウムに窒素ガスを通じて得られる灰黒色の粉末。カルシウムシアナミドと炭素との混合物。窒素肥料のほかメラミン樹脂原料などに利用。

ぜっかい‐ちゅうしん【絶海中津】🔗🔉

ぜっかい‐ちゅうしん【絶海中津】一三三六〜一四〇五]室町前期の臨済宗の僧。土佐の人。別号、蕉堅道人。夢窓疎石に学び、明に渡る。帰国後、足利義満に信任され、等持寺・相国寺などの住持になる。義堂周信とともに五山文学の双璧といわれる。諡号(しごう)仏智広照国師・浄印翊聖国師。著「語録」「蕉堅稿」。

せっかい‐どう【石灰洞】セキクワイ‐🔗🔉

せっかい‐どう【石灰洞】セキクワイ‐ 鍾乳洞(しようにゆうどう)

せっかい‐にゅう【石灰乳】セキクワイ‐🔗🔉

せっかい‐にゅう【石灰乳】セキクワイ‐ 消石灰(水酸化カルシウム)の懸濁液。強アルカリ性で、消毒剤として用いる。

大辞泉 ページ 8493