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ぜったい‐おんがく【絶対音楽】🔗🔉

ぜったい‐おんがく【絶対音楽】 文学的内容・絵画的描写など音楽以外の要素を含む標題音楽に対し、純粋に音そのものの構成面を重視してつくられた音楽。→標題音楽

ぜったい‐おんかん【絶対音感】🔗🔉

ぜったい‐おんかん【絶対音感】 ある音の高さを他の音と比較せずに識別する能力。→相対音感

ぜったい‐おんど【絶対温度】‐ヲンド🔗🔉

ぜったい‐おんど【絶対温度】‐ヲンド ケルビン(kelvin)

ぜったい‐がいねん【絶対概念】🔗🔉

ぜったい‐がいねん【絶対概念】 親・子などのように他の概念と相関して意義をなす相対概念に対して、それ自身で独立して明確な意味を持っていると見なされてよい概念。例えば、家・木など。しかし概念はすべて何らかの意味で他の概念と関係しているのであるから、この区別は比較的なものである。

ぜったい‐くうかん【絶対空間】🔗🔉

ぜったい‐くうかん【絶対空間】 ニュートンによって導入された、すべての運動を記述するための基準となりうる静止空間。のちに、光の媒質と考えられた静止エーテルに対応する空間とも考えられたが、相対性理論によってその存在を否定された。

ぜったい‐くんしゅせい【絶対君主制】🔗🔉

ぜったい‐くんしゅせい【絶対君主制】 絶対主義による君主制。絶対王制。

ぜったい‐けいご【絶対敬語】🔗🔉

ぜったい‐けいご【絶対敬語】 ある人物に、人称や場面にかかわらず常に一定の表現を用いる敬語の使い方。上代における神や天皇などの自尊敬語はその典型。

ぜったい‐けん【絶対権】🔗🔉

ぜったい‐けん【絶対権】 権利の内容が特定の物または法益を直接に支配することから、すべての人に対して主張できる権利。物権・人格権など。対世権。相対権。

せったい‐ざけ【接待酒】🔗🔉

せったい‐ざけ【接待酒】 接待に出す酒。ふるまい酒。

ぜったい‐し【絶対視】🔗🔉

ぜったい‐し【絶対視】 [名]スル比較や対立を超越した存在であるとみなすこと。絶対的なものと考えること。

ぜったい‐しつど【絶対湿度】🔗🔉

ぜったい‐しつど【絶対湿度】 一立方メートル中の水蒸気の質量。グラム数で表す。

ぜったい‐しゃ【絶対者】🔗🔉

ぜったい‐しゃ【絶対者】 哲学で、他の何ものにも依存せず、無制約的にそれ自身において存在する最高の超越的実在。絶対的なもの。無制約者。

ぜったい‐しゅぎ【絶対主義】🔗🔉

ぜったい‐しゅぎ【絶対主義】 哲学で、絶対者または絶対的な真理や価値規準を認める立場。アブソリューティズム。相対主義。君主が絶対的権力をもって支配する専制的な政治形態。一六〜一八世紀のヨーロッパで、封建国家から近代国家へ移行する過渡期に出現。王権神授説を背景に、常備軍と官僚制度に支えられ、経済政策としては重商主義をとった。市民革命によって近代国家へ移行。

大辞泉 ページ 8520