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セリシン【sericin】🔗🔉

セリシン【sericin】 絹の主成分であるフィブロインを粘着させている硬たんぱく質の一種。生糸からセリシンを除いて練り絹とする。絹膠(けんこう)

せり‐せり🔗🔉

せり‐せり [副]せきたてるさま。また、ゆとりがなく落ち着かないさま。せかせか。「気のとっさかな姑に、―いぢりたでられて」〈浄・宵庚申〉

せり‐だし【迫り出し】🔗🔉

せり‐だし【迫り出し】 上へ押し上げて少しずつ出すこと。(せ)り上げ

せり‐だ・す【迫り出す】🔗🔉

せり‐だ・す【迫り出す】 [動サ五(四)]前の方に出っ張る。つき出てくる。「腹が―・す」「観衆が道路に―・す」隠れていたものが表面に出てくる。「次第と現実世界に―・して来る」〈漱石・虞美人草〉上または前へ押し上げて出す。「庇(ひさし)を大きく―・した建物」劇場で、迫(せ)りを使って俳優や大道具を舞台へ押し上げる。「花道に役者を―・す」

せり‐た・てる【迫り立てる】🔗🔉

せり‐た・てる【迫り立てる】 [動タ下一]せりた・つ[タ下二]せきたてる。急がせる。「疾(はや)く疾くと―・つれば」〈露伴・五重塔〉

せり‐つ・める【迫り詰める】🔗🔉

せり‐つ・める【迫り詰める】 [動マ下一]せりつ・む[マ下二]極限までせまる。つめよる。「真(ま)づみというのは…段々と昼になったり夜になったりする―・めた時をいうのであって」〈露伴・幻談〉

せり‐ば【競(り)場・×糶り場】🔗🔉

せり‐ば【競(り)場・×糶り場】 競り売りの場所。

せり‐ばいばい【競(り)売買・×糶り売買】🔗🔉

せり‐ばいばい【競(り)売買・×糶り売買】 売り主または買い主が、複数の者に対して目的物の買い受けまたは売り渡しの申し出を口頭でさせ、最高価額または最低価額の申し出をした者に承諾を与える売買契約の方法。また、売り手と買い手がともに複数の競(きよう)売買を含めていうこともある。

せりふ【台詞・科白】🔗🔉

せりふ【台詞・科白】 俳優が劇中で話す言葉。「―をとちる」人に対する言葉。言いぐさ。「気のきいた―を吐く」「そんな―は聞きたくもない」きまり文句。「頼み事をするときのお得意の―だ」理屈や言い分を並べること。談判すること。「これ半七、お花はこちの奉公人、親仁との―なら、どこぞ外でしたがよい」〈浄・女腹切〉支払いをすること。「今夜中に―して下さんせにゃなりませぬ」〈伎・五大力〉

大辞泉 ページ 8566