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せわ‐にん【世話人】🔗🔉

せわ‐にん【世話人】 団体や会合などの中心となって組織・運営にたずさわり、事務上の処理をする人。世話役。

せわ‐ば【世話場】🔗🔉

せわ‐ば【世話場】 歌舞伎で、貧困な生活の苦しみや悲哀を見せる場面。身売り・病苦・別離などの悲劇を扱った一種の愁嘆場で、写実的に演じる。

せわ‐まるまげ【世話丸×髷】🔗🔉

せわ‐まるまげ【世話丸×髷】 歌舞伎の女方のかつらで、世話女房の役に用いる丸髷。

せわ‐もの【世話物】🔗🔉

せわ‐もの【世話物】 浄瑠璃・歌舞伎で、主として江戸時代の町人社会に取材し、義理・人情・恋愛や種々の葛藤(かつとう)を主題としたもの。歌舞伎では、生世話物(きぜわもの)・散切物(ざんぎりもの)も含む。二番目物。世話。時代物。

せわ‐やき【世話焼(き)】🔗🔉

せわ‐やき【世話焼(き)】 好んで他人の世話をすること。また、その人。世話ずき。必要以上に人の面倒をみたがること。また、その人。おせっかい。世話人」に同じ。

せわ‐やく【世話役】🔗🔉

せわ‐やく【世話役】世話人」に同じ。

せ‐わり【背割(り)】🔗🔉

せ‐わり【背割(り)】 魚などの背を切り開くこと。男物の羽織で、背縫いの裾を縫い合わせない仕立て方。柱・縁桁(えんげた)などが建築後に亀裂を生じるのを防ぐため、あらかじめ見えない背の部分に、樹心に達する割れ目をつくっておくこと。

せわり‐ぐそく【背割具足】🔗🔉

せわり‐ぐそく【背割具足】(よろい)の一。胸から胴を覆うもので、引き合わせが背中にあるもの。腹巻き。

せわり‐ばおり【背割羽織】🔗🔉

せわり‐ばおり【背割羽織】 打裂羽織(ぶつさきばおり)

せわ・る🔗🔉

せわ・る [動ラ四]むずかる。せがむ。「また―・るかいの。添寝してやりませう」〈伎・四谷怪談〉

せん【千・×阡・×仟】🔗🔉

せん【千・×阡・×仟】 百の一〇倍。一〇の三乗。また、数の多いことにもいう。◆証書などに金額を記すときに「阡」「仟」を用いる。

千に一つ🔗🔉

千に一つ 多くの中のわずか一つ。きわめてまれなことにいう。万に一つ。「―の勝ち目もない」

千も万(まん)もいらぬ🔗🔉

千も万(まん)もいらぬ あれやこれやと言うには及ばない。千も万も論は無用。「さあ―、あの縄解いて主(ぬし)返しや」〈浄・兜軍記〉

大辞泉 ページ 8575