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せん【×撰】🔗🔉

せん【×撰】 詩歌・文章を選び抜いて書物にまとめること。「太安万侶の―」

せん【線】🔗🔉

せん【線】 糸のように細長く連続するもの。すじ。「地面に―を引く」電流や電気信号などを通すための道筋。電線や電話線。「台風で―が切れる」「電話が殺到して―がふさがる」「ニクロム―」光線や放射線。「エックス―」幾何学で、点が動くとき、面が交わるときにできる、幅と厚さのない長さ。直線と曲線とがある。交通機関の道筋。路線。「ローカル―」物事を行う道筋・方針。「その―で交渉しよう」物事の境目。仕切り。「どこで―を引くか」「公人として越えてはならない―だ」物事の、ある水準。「社会福祉の面では欧米の―に達していない」物の輪郭。「脚の―が美しい」(多く「線が太い」「線が細い」の形で)外見や言動などからうかがえるその人の印象。「―の細いおとなしい女性」

せん【選】🔗🔉

せん【選】 多くのものの中から、すぐれたものや条件に合うものなどを選ぶこと。「短歌の―にあたる」「―にもれる」

選を殊(こと)にする🔗🔉

選を殊(こと)にする 別の部類に属する。「世間一般の痴猫(ちびよう)、愚猫とは少しく―して居る」〈漱石・吾輩は猫である〉

せん【×磚・××甎】🔗🔉

せん【×磚・××甎】 東洋建築に用いられた煉瓦(れんが)。正方形や長方形の厚い平板で、中国周代に始まり、漢代に発展、城壁・墓室などに用いられた。日本では主として飛鳥(あすか)・奈良時代に用いられ、表面に唐草模様・天人・鳳凰(ほうおう)などを浮き彫りにしてある。

せん【×氈】🔗🔉

せん【×氈】 毛織りの敷物。毛氈。「庭園は蘚苔むして―を敷く如く」〈鉄腸・花間鶯〉

せん【繊】🔗🔉

せん【繊】 「繊蘿蔔(せんろふ)」の略。「大根を―に切る」数の単位。一の一千万分の一。

せん【×餞】🔗🔉

せん【×餞】 [名]スルはなむけをすること。餞別。また、別れの宴。「然上人の唐に赴くを―して」〈露伴・連環記〉

せん【×饌】🔗🔉

せん【×饌】 供え物。また、調えられた食物・食事。「青魚(さば)の煮魚が上条の夕食の―に上ったために」〈鴎外・雁〉

ぜん【全】🔗🔉

ぜん【全】 [名]欠けたところがないこと。すべてであること。本の巻数や冊数などを表す語に先立って用い、その数ですべて、あるいはひとそろいであることを表す。「―三巻」「―五冊」〔接頭〕名詞に付いて、すべての、全部の、の意を表す。「―学生」「―世界」「―責任」

大辞泉 ページ 8577