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あい‐せつ【哀切】🔗🔉

あい‐せつ【哀切】 [名・形動]非常に哀れでもの悲しいこと。また、そのさま。「―を極めた物語」「子供のほしい女の―な願望も強いようだった」〈康成・山の音〉 [派生]あいせつさ[名]

あい‐ぜつ【哀絶】🔗🔉

あい‐ぜつ【哀絶】 [名・形動]非常に悲しいこと。また、そのさま。「凄絶(せいぜつ)―なる啼声を放ちて声声相和す」〈志賀重昂・日本風景論〉

あい‐せっ・する【相接する】あひ‐🔗🔉

あい‐せっ・する【相接する】あひ‐ [動サ変]あひせっ・す[サ変]互いに触れる。接し合う。「二つの曲線が―・する点」つきあう。交際する。「唯人と人と―・して其心に思う所を言行に発露するの機会」〈福沢・文明論之概略〉

アイゼナハ【Eisenach】🔗🔉

アイゼナハ【Eisenach】 ドイツ中部の工業都市。チューリンゲン山脈の北東麓にある。作曲家バッハの生地。ワルトブルク城がある。

アイセル‐こ【アイセル湖】🔗🔉

アイセル‐こ【アイセル湖】 《Ijssel》オランダ北西部の人工湖。ゾイデル海を堤防でせき止めて一九三二年につくられた淡水湖。

あい‐せん【相先】あひ‐🔗🔉

あい‐せん【相先】あひ‐ 互い先(せん)

あい‐せん【間銭】あひ‐🔗🔉

あい‐せん【間銭】あひ‐間銀(あいぎん)」に同じ。「はや―取りてただは通さず」〈浮・胸算用・四〉

あい‐ぜん【愛染】🔗🔉

あい‐ぜん【愛染】 仏語。愛に執着すること。愛着(あいじやく)。「故郷の肉親に対する断ち難き―は」〈嘉村・業苦〉「愛染法」の略。「愛染明王」の略。

アイゼン🔗🔉

アイゼン 《「シュタイクアイゼン」の略》登山用具の一。氷雪上を登降する際に靴底につける滑り止めの金具。鉄枠に鉄の爪(つめ)をつけたもの。鉄(かな)かんじき。クランポン。

あい‐ぜん【×靄然・×藹然】🔗🔉

あい‐ぜん【×靄然・×藹然】 [ト・タル][形動タリ]雲・霞(かすみ)などがたなびいたり、もやが立ちこめるさま。「―たる暁霞(ぎようか)気分などが穏やかでやわらいださま。「掻(かき)乱されし胸の内は―として頓(とみ)に和ぎ」〈紅葉・金色夜叉〉

あいぜんかつら【愛染かつら】🔗🔉

あいぜんかつら【愛染かつら】 川口松太郎原作、野田高梧脚本、野村浩将監督の映画の題名。医師津村浩三と看護婦高石かつ枝の愛を描く。昭和一三年(一九三八)松竹の作品。主題歌「旅の夜風」も大ヒット。

大辞泉 ページ 88