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いた‐も【甚も】🔗🔉

いた‐も【甚も】 [副]《形容詞「いたし」の語幹+係助詞「も」から。上代語》はなはだしくも。「君に恋ひ―すべなみ奈良山の小松が下(もと)に立ち嘆くかも」〈万・五九三〉

いた‐もと【板元】🔗🔉

いた‐もと【板元】 料理場。また、料理人。板場。板前。板頭(いたがしら)」に同じ。「ここの内の―なり。但し子供やによりて板がしらいふ家も有り」〈洒・辰巳婦言〉

いた‐もの【板物】🔗🔉

いた‐もの【板物】板の物」に同じ。

いた‐や【板屋】🔗🔉

いた‐や【板屋】 板で葺(ふ)いた屋根。板屋根。また、その家。

いたや‐がい【板屋貝】‐がひ🔗🔉

いたや‐がい【板屋貝】‐がひ イタヤガイ科の二枚貝。浅海の細砂底にすむ。貝殻はホタテガイに似て、殻長一二センチくらい。右の殻は半球形にふくらみ、左はほぼ平ら。殻表に八〜一〇本の放射状の肋(ろく)がある。北海道南部から南に分布。貝柱は食用。右殻は杓子(しやくし)にする。杓子貝。《季 春》

いたや‐かえで【板屋×楓】‐かへで🔗🔉

いたや‐かえで【板屋×楓】‐かへで カエデ科の落葉高木。山地に自生。葉は手のひら状に浅く切れ込み、秋に黄葉する。花は淡黄色。実には翼が二つある。ときわかえで。つたもみじ。

いた‐やき【板焼(き)】🔗🔉

いた‐やき【板焼(き)】 たれにつけた鳥や魚の肉を杉板にのせて焼いた料理。へぎ焼き。魚のすり身を板につけて焼いたもの。焼きかまぼこ。

いたやき‐どうふ【板焼(き)豆腐】🔗🔉

いたやき‐どうふ【板焼(き)豆腐】 豆腐を薄く切って味噌を塗り、杉板で挟み、両面から焼いた料理。

いたや‐とうげ【板谷峠】‐たうげ🔗🔉

いたや‐とうげ【板谷峠】‐たうげ 山形県南部、吾妻山北麓の峠。標高七五五メートル。米沢藩の参勤交代路として利用された。直下を奥羽本線のトンネルが通る。

いた‐やね【板屋根】🔗🔉

いた‐やね【板屋根】 板で葺(ふ)いた屋根。板屋。

大辞泉 ページ 880