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いた・む【×撓む】🔗🔉

いた・む【×撓む】 [動マ下ニ]「いた(撓)める」の文語形。

いた‐め【板目】🔗🔉

いた‐め【板目】 板の木目が、平行に通らず、山形や不規則な波形をしているもの。柾目(まさめ)板と板との合わせ目。「板目紙」の略。「板目肌」の略。

いため‐がみ【板目紙】🔗🔉

いため‐がみ【板目紙】 和紙を何枚も張り合わせて、厚く硬くしたもの。和本の表紙や袴(はかま)の腰板などに用いる。

いため‐がわ【×撓め革】‐がは🔗🔉

いため‐がわ【×撓め革】‐がは 牛の生皮を火であぶり、または膠(にかわ)を溶いた水につけ、槌(つち)でたたいて固めたもの。鎧(よろい)の札(さね)や太刀の鐔(つば)などに用いる。練り革。責め革。

いため‐ぎんみ【痛め吟味】🔗🔉

いため‐ぎんみ【痛め吟味】 江戸時代の拷問のこと。苔(むち)打ち・石抱き・海老(えび)責め・吊し責めの総称。

いため‐つ・ける【痛め付ける】🔗🔉

いため‐つ・ける【痛め付ける】 [動カ下一]いためつ・く[カ下二]肉体的または精神的に、ひどい苦痛を与える。痛い目にあわせる。「容赦なく―・ける」《「撓め付ける」の意からか》髪や服装を堅苦しく整える。「柱を後にして、大礼服(フロツクコオト)を―・けて」〈紅葉・二人女房〉

いため‐に【×炒め煮】🔗🔉

いため‐に【×炒め煮】 材料を油で炒め、煮出し汁と調味料を加えて煮ること。また、その料理。

いため‐はだ【板目肌】🔗🔉

いため‐はだ【板目肌】 刀の鍛え方で、刀身の肌が板目のように見えるもの。

いため‐ぼり【板目彫(り)】🔗🔉

いため‐ぼり【板目彫(り)】 板目の板を版木として彫刻すること。また、その木版。→木口(こぐち)彫り

いため‐もくはん【板目木版】🔗🔉

いため‐もくはん【板目木版】 板目彫りの木版。また、その印刷物。版木としてサクラ・ホオ・カツラ・ナシなどを使う。浮世絵など。→木口(こぐち)木版

いため‐もの【×炒め物】🔗🔉

いため‐もの【×炒め物】 油でいためた料理。

いた・める【×炒める・×める】🔗🔉

いた・める【×炒める・×める】 [動マ下一]いた・む[マ下二]野菜や肉などを、少量の油でいりつけて料理する。「野菜をバターで―・める」

いた・める【痛める・傷める】🔗🔉

いた・める【痛める・傷める】 [動マ下一]いた・む[マ下二]からだを傷つける。痛くする。「足を―・める」「腹を―・めた子」精神的に苦痛を与える。悩ます。「小さな胸を―・める」「借金で頭を―・める」(傷める)器物・建物などに傷をつける。破損させる。「家具を動かして畳を―・める」(傷める)食物などに傷をつけたり、腐らせたりする。「輸送中に花を―・める」経済的に痛手を与える。損をさせる。「父の懐を―・める」

大辞泉 ページ 879