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いちかわ‐べいあん【市河米庵】いちかは‐🔗🔉

いちかわ‐べいあん【市河米庵】いちかは‐一七七九〜一八五八]江戸後期の書家。江戸の人。名は三亥(みつい)。字(あざな)は孔陽、小春。寛斎の長子。中国、宋の米(べいふつ)の書を学び、米庵と号した。門弟に貴人が多く、その書風は大流行したが、没後には急激に廃れた。幕末の三筆の一人。

いちかわ‐りゅう【市川流】いちかはリウ🔗🔉

いちかわ‐りゅう【市川流】いちかはリウ 日本舞踊の流派の一。七世市川団十郎に始まり、九世団十郎によって芸風が確立された。

いち‐がん【一丸】‐グワン🔗🔉

いち‐がん【一丸】‐グワン 心を一つにしたひとかたまり。「全員―となって難局を切り抜ける」

いち‐がん【一眼】🔗🔉

いち‐がん【一眼】 一つの目。片方の目。片目。独眼。隻眼(せきがん)一度見ること。ひとめ。「風景―のうちに尽きて」〈奥の細道〉

いち‐かんかく【位置感覚】ヰチ‐🔗🔉

いち‐かんかく【位置感覚】ヰチ‐ 深部感覚の一。身体の各部の相対的位置を、視覚によらず、関節・筋肉などの感覚を総合して認知する感覚。位置覚。

いちがん‐レフ【一眼レフ】🔗🔉

いちがん‐レフ【一眼レフ】 焦点調整用と撮影用とを一つのレンズで兼ねるレフレックスカメラ。

いち‐ぎ【一義】🔗🔉

いち‐ぎ【一義】 一つの意味。「一語―」根本の意義。第一義。「美を―に置く主義」一つの道理。一理。「退いて愚案を加ふるに、―有りと存じ候」〈太平記・二四〉

いち‐ぎ【一儀】🔗🔉

いち‐ぎ【一儀】 一つの事柄。一件。「この面(かお)なめの―が済むと」〈二葉亭・平凡〉性交・房事をさす婉曲(えんきよく)な言い方。「―に及ぶ」

いち‐ぎ【一議】🔗🔉

いち‐ぎ【一議】 一度議論したり相談したりすること。一つの議論や意見。別の意見。異論や異議。「伯爵は―もなく、衆(しゆう)皆これに同ずるを」〈鏡花・外科室〉

一議に及ばず🔗🔉

一議に及ばず あれこれ議論するまでもない。問題にするまでもない。「―承認される」

いちき‐きとくろう【一木喜徳郎】‐キトクラウ🔗🔉

いちき‐きとくろう【一木喜徳郎】‐キトクラウ一八六七〜一九四四]憲法学者・政治家。静岡の生まれ。ドイツ留学後、東大教授。のち、文部・内務・宮内各大臣、枢密院議長などを歴任。天皇機関説が右翼から攻撃され、二・二六事件後政界から引退した。

大辞泉 ページ 892