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いちかわ‐さんき【市河三喜】いちかは‐🔗🔉

いちかわ‐さんき【市河三喜】いちかは‐一八八六〜一九七〇]英語学者。東京の生まれ。東大教授。日本の英語研究の基礎を作った。著「英文法研究」、編「英語学辞典」など。

いちかわ‐しょういち【市川正一】いちかはシヤウイチ🔗🔉

いちかわ‐しょういち【市川正一】いちかはシヤウイチ一八九二〜一九四五]社会主義運動家。山口の生まれ。日本共産党創立に参加。機関紙「赤旗」の編集責任者。昭和四年(一九二九)四・一六事件で検挙され、獄死。著「日本共産党闘争小史」など。

いちかわだいもん【市川大門】いちかはダイモン🔗🔉

いちかわだいもん【市川大門】いちかはダイモン 山梨県西八代(にしやつしろ)郡の地名。江戸時代は幕府の代官所が置かれた。古くからの和紙の産地。

いちかわ‐だんじゅうろう【市川団十郎】いちかはダンジフラウ🔗🔉

いちかわ‐だんじゅうろう【市川団十郎】いちかはダンジフラウ 歌舞伎俳優。屋号、成田屋。江戸歌舞伎を代表する名門で、荒事(あらごと)の宗家。(初世)[一六六〇〜一七〇四]一説では一四歳で荒事を創始したといわれ、三升屋兵庫の名で脚本も書いた。俳優生島半六に舞台で刺殺された。(二世)[一六八八〜一七五八]初世の長男。隈取(くまど)りの工夫など荒事を洗練させ、市川家の芸として確立した。(七世)[一七九一〜一八五九]五世の孫。歌舞伎に能を取り入れるなど革新に努めた。歌舞伎十八番を選定。(九世)[一八三八〜一九〇三]八世の弟、七世の五男。活歴と称する新作の歴史劇を演じた。明治の劇聖とよばれる。(一一世)[一九〇九〜一九六五]七世松本幸四郎の長男で、一〇世の養子。天性の美貌と華のある芸風で人気を博した。

いちかわ‐だんぞう【市川団蔵】いちかはダンザウ🔗🔉

いちかわ‐だんぞう【市川団蔵】いちかはダンザウ 歌舞伎俳優。屋号、三河屋。(初世)[一六八四〜一七四〇]初世市川団十郎の門弟で、荒事(あらごと)・敵役(かたきやく)の名優。(四世)[一七四五〜一八〇八]京都の人。三世の養子。早変わりで有名。(七世)[一八三六〜一九一一]六世の養子。七世団十郎の門弟。非凡な芸を持ち、明治を代表する名優の一人とされる。

大辞泉 ページ 891