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それ‐しゃ【×其れ者】🔗🔉

それ‐しゃ【×其れ者】 その道に通じている人。専門家。くろうと。芸者。遊女。商売女。「―の果ぞとは思われぬまでに」〈逍遥・当世書生気質〉

それ‐じゃ‐ぢや🔗🔉

それ‐じゃ‐ぢや [接]「それでは」のくだけた言い方。それじゃあ。「―彼は来そうもないね」「―君の意見を聞こう」[感]「それでは」のくだけた言い方。それじゃあ。「―、またね」〔連語〕「それでは」のくだけた言い方。それじゃあ。「―許可はできない」

それしゃ‐あがり【×其れ者上(が)り】🔗🔉

それしゃ‐あがり【×其れ者上(が)り】 過去に芸者や遊女であった人。

それ‐そうおう【×其れ相応】‐サウオウ🔗🔉

それ‐そうおう【×其れ相応】‐サウオウ [名・形動]それにふさわしいこと。それにつりあうこと。また、そのさま。其れ相当。「―な(の)礼はする」

それ‐それ【×其れ×其れ】🔗🔉

それ‐それ【×其れ×其れ】 [感]人に注意を促したり、行動を促したりするときに用いる語。さあさあ。「―、早くしないと間に合わないよ」相手の意見に同意するときに用いる語。そうだそうだ。「―、そのとおり」[代]遠称の指示代名詞。複数の事物や人を指し示す。かれこれ。だれかれ。「今めかしきは―と選(え)り整へさせ給ふ」〈源・絵合〉

それ‐ぞれ【×其れ×其れ・夫れ夫れ】🔗🔉

それ‐ぞれ【×其れ×其れ・夫れ夫れ】 複数の物・人の、ひとつひとつ・ひとりひとり。おのおの。めいめい。副詞的にも用いる。「―が自分の道を選ぶ」「地方によって―習慣が違う」 [用法]それぞれ・おのおの――「持っていく荷物のそれぞれ(おのおの)に名札をつける」「切符はそれぞれ(おのおの)自分で持ちなさい」のようにひとつひとつの意では相通じて用いられる。◇「それぞれ」は、「人それぞれに好みが違う」「映画も芝居もそれぞれ魅力がある」のように、複数の人や物の個々を異なるものとしてとらえる傾向がある。この場合に「おのおの」を使うのは適当でない。また、「それぞれ」は人や物だけでなく事柄についても用いて、「料理、洋裁それぞれに才能を発揮する」などという。◇「おのおの」は、「会員のおのおのが意見を言った」「出品されたどの作品もおのおの力作である」のように、ひとりひとり、ひとつひとつを同列に扱って、個を含んだ全体という意味合いがある。◇類似の語に「めいめい」がある。「めいめい」は、人についてのみ使う。全体を問題とせず、ひとりひとりという意味で使う。「切符はめいめいお持ち願います」

大辞泉 ページ 8986