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それ‐がし【△某】🔗⭐🔉
それ‐がし【△某】
[代]
不定称の指示代名詞。その名がわからない人や事物をさす。また、その名をわざとぼかしていう場合にも用いる。だれそれ。なになに。某(ぼう)。なにがし。「内大臣、右大将藤原朝臣―」〈宇津保・楼上下〉
一人称の人代名詞。わたくし。「―が栗毛の馬は」〈沙石集・八〉◆
は中世以降の用法。もとは謙譲の意であったが、のちには尊大の意を表す。主に男子の用語。
不定称の指示代名詞。その名がわからない人や事物をさす。また、その名をわざとぼかしていう場合にも用いる。だれそれ。なになに。某(ぼう)。なにがし。「内大臣、右大将藤原朝臣―」〈宇津保・楼上下〉
一人称の人代名詞。わたくし。「―が栗毛の馬は」〈沙石集・八〉◆
は中世以降の用法。もとは謙譲の意であったが、のちには尊大の意を表す。主に男子の用語。
それがし‐かれがし【△某彼△某】🔗⭐🔉
それがし‐かれがし【△某彼△某】
[代]不定称の人代名詞。名をはっきり示さずに二人以上をさしていう。だれかれ。「庁には又何者か候と言へば、―と言ふ」〈宇治拾遺・一四〉
それから🔗⭐🔉
それから
夏目漱石の小説。明治四二年(一九〇九)発表。人妻三千代に恋を告白した教養のある遊民、長井代助の苦悶を描く。
それ‐から🔗⭐🔉
それ‐から
[接]
前述の事柄に続いて、あとの事柄が起こることを表す。その次に。そして。「家を出て、―駅へ向かった」
前述の事柄に加えて、あとの事柄を示す。「鉛筆―下敷きを買った」
前述の事柄に続いて、あとの事柄が起こることを表す。その次に。そして。「家を出て、―駅へ向かった」
前述の事柄に加えて、あとの事柄を示す。「鉛筆―下敷きを買った」
それ‐かれ【×其れ彼】🔗⭐🔉
それ‐かれ【×其れ彼】
[代]不定称の人代名詞。その名を示さずに複数の人をさす。だれだれ。だれかれ。「院の殿上には誰々かありつると人の問へば、―など四、五人ばかり言ふに」〈枕・一〇八〉
それ‐きり【×其れ切り・×其れ△限り】🔗⭐🔉
それ‐きり【×其れ切り・×其れ△限り】
《「それぎり」とも。副詞的にも用いる》
それが最後であること。それっきり。「話が―になってしまう」「先月遊びに来たが―顔を見せない」
それが全部であること。それっきり。「―持ち合わせがないのか」
それが最後であること。それっきり。「話が―になってしまう」「先月遊びに来たが―顔を見せない」
それが全部であること。それっきり。「―持ち合わせがないのか」
それ‐くらい【×其れ位】‐くらゐ🔗⭐🔉
それ‐くらい【×其れ位】‐くらゐ
《「それぐらい」とも》その程度・分量。物事の程度を軽んじたり強調したりするときにもいう。副詞的にも用いる。それだけ。そのくらい。「―のことでくよくよするな」「―勉強すれば十分だ」
それ‐こそ【×其れこそ】🔗⭐🔉
それ‐こそ【×其れこそ】
[副]そのことを強調するさま。まちがいなく。本当に。「失敗したら、―取り返しがつかない」
それ‐さま【×其れ様】🔗⭐🔉
それ‐さま【×其れ様】
[代]
二人称の人代名詞。多く女子が、尊敬・敬愛の気持ちを込めて用いる。あなたさま。「さだめて―たちも、話に聞いてゐやり申すだんべいが」〈滑・膝栗毛・二〉
三人称の人代名詞。あのかた。「―へ御状ひとつ」〈浮・一代女・二〉
二人称の人代名詞。多く女子が、尊敬・敬愛の気持ちを込めて用いる。あなたさま。「さだめて―たちも、話に聞いてゐやり申すだんべいが」〈滑・膝栗毛・二〉
三人称の人代名詞。あのかた。「―へ御状ひとつ」〈浮・一代女・二〉
大辞泉 ページ 8985。