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たま‐どの【玉殿】🔗🔉

たま‐どの【玉殿】 りっぱな御殿。《稲荷神社の狐の像が宝の玉を持っているところから》狐のこと。「稲荷前をぶら付いて、かの―につままりゃせぬかの」〈浄・忠臣蔵〉

たま‐どの【霊殿・魂殿】🔗🔉

たま‐どの【霊殿・魂殿】 死者の霊を祭った所。たまや。葬送の前にしばらく遺体を納めておく殿舎。たまや。「昔物語に、―に置きたりけむ人のたとひを、思ひ出でて」〈源・夢浮橋〉

たま‐とり【玉取り】🔗🔉

たま‐とり【玉取り】 数個の玉を手で交互に投げ上げては受けとめる曲芸。品玉(しなだま)。弄丸(ろうがん)

たまとり‐まつり【玉取祭】🔗🔉

たまとり‐まつり【玉取祭】 福岡市箱崎町の筥崎(はこざき)宮の正月三日の祭り。木製の玉を裸になった大勢の若者が奪い合って豊年を占う行事。同様の行事が各地にある。玉せせり。

たまな【玉名】🔗🔉

たまな【玉名】 熊本県北西部の市。菊池川の河港として発達。島原湾に面し、ノリの養殖やミカンの栽培などが盛ん。玉名温泉がある。人口四・六万。

たま‐な【玉菜・球菜】🔗🔉

たま‐な【玉菜・球菜】 キャベツの別名。

たま‐なえ【玉苗】‐なへ🔗🔉

たま‐なえ【玉苗】‐なへ早苗(さなえ)」に同じ。

たま‐なし【玉無し】🔗🔉

たま‐なし【玉無し】 [名・形動]そのものがもつ、よさを失うこと。また、そのさま。だいなし。「ひとり息子を―にしたように歎いて」〈二葉亭・平凡〉

たまな‐やが【甘藍夜×蛾】🔗🔉

たまな‐やが【甘藍夜×蛾】 ヤガ科の昆虫。翅(はね)は開張約五センチで、黒色や暗褐色の紋がある。幼虫は根切り虫といわれ、農作物の大害虫。

たま‐ニュータウン【多摩ニュータウン】🔗🔉

たま‐ニュータウン【多摩ニュータウン】 東京都南西部、多摩丘陵に開発された大規模住宅地。多摩・稲城・八王子・町田の四市にまたがる。

たま‐ねぎ【玉×葱】🔗🔉

たま‐ねぎ【玉×葱】 ユリ科ネギ属の野菜。高さ約五〇センチ。地下の鱗茎(りんけい)は球形または偏球形で、刺激性のにおいをもち、食用。葉や茎は管状。秋、白い小花が集まって球状に咲く。ペルシアの原産で、明治の初めに日本に渡来。オニオン。《季 夏》「貧なる父―噛んで気を鎮む/三鬼」

たまの【玉野】🔗🔉

たまの【玉野】 岡山県南部の市。児島半島東部を占める。宇野港は四国への連絡船発着地として発展。造船所、精錬所がある。人口七・三万。

大辞泉 ページ 9486