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ため‐がき【為書(き)】🔗🔉

ため‐がき【為書(き)】 書画の落款(らつかん)に、だれのために、また、何のために書いたかを付記すること。また、付記した字句。

ため‐こ・む【×溜め込む】🔗🔉

ため‐こ・む【×溜め込む】 [動マ五(四)]ためてしまいこむ。盛んにためる。「たんまり金を―・む」

ためし【例・様】🔗🔉

ためし【例・様】 前にすでにあったこと。先例。前例。「けんかで勝った―がない」手本になるようなこと。模範。規範。「かの御教へこそ、長き―にはありけれ」〈源・梅枝〉

ためし【試し・験し】🔗🔉

ためし【試し・験し】 ためすこと。こころみ。多く「ためしに」の形で副詞的にも用いる。「ものは―だ」「―に使ってみる」

ためし‐ぎり【試し×斬り】🔗🔉

ためし‐ぎり【試し×斬り】 刀剣の切れ味を調べるため、実際に物や人を切ってみること。

ためし‐ざん【試し算】🔗🔉

ためし‐ざん【試し算】 検算。

ためし‐もの【試し物】🔗🔉

ためし‐もの【試し物】 試し斬りにするもの。「首を斬られ手足をもがれ、―になるとても」〈浄・大経師〉

ため・す【試す】🔗🔉

ため・す【試す】 [動サ五(四)]物事の良否・真偽や能力の程度などを実際に調べ確かめる。こころみる。「機械が動くかどうか―・してみる」「体力の限界を―・す」→試(こころ)みる[用法] [可能]ためせる

ため‐ずき【×溜め×漉き】🔗🔉

ため‐ずき【×溜め×漉き】 紙の手漉き法の一。簀(す)をはめた漉桁(すきげた)へ紙料液をすくい入れ、揺り動かして繊維の絡みをよくし、水を漏下させて紙の層を得るもの。→流し漉き

ため‐ずく【尽く】‐づく🔗🔉

ため‐ずく【尽く】‐づく 何事もその人のためを思ってすること。また、その人のためにするように見せかけること。おためずく。「肝煎りの嚊(かか)が―いうて近所へ沙汰なしに」〈浮・禁短気・三〉

ため‐すじ【為筋】‐すぢ🔗🔉

ため‐すじ【為筋】‐すぢ 利益になる事柄。利益になる客筋。おためすじ。「其が又所帯の方から謂えば、―にもなる所だから」〈紅葉・多情多恨〉

大辞泉 ページ 9503