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たらちね‐の【垂乳根の】🔗🔉

たらちね‐の【垂乳根の】 〔枕〕「母」「親」にかかる。語義・かかり方未詳。「―母が問はさば風と申(まを)さむ」〈万・二三六四〉「―親のいさめし転寝(うたたね)は」〈拾遺・恋四〉

たらち‐め【垂乳女】🔗🔉

たらち‐め【垂乳女】 《「垂乳根(たらちね)」からの類推で生じた語》生みの母。母親。「―や止まりて我を惜しまましかはるにかはる命なりせば」〈千載・哀傷〉

タラップ【オランダtrap】🔗🔉

タラップ【オランダtrap】 船舶・航空機などの乗り降りに用いるはしご段。

ダラディエ【douard Daladier】🔗🔉

ダラディエ【douard Daladier】一八八四〜一九七〇]フランスの政治家。急進社会党総裁。一九三三、三四年首相。三五年、人民戦線内閣に参加。三八年に再度首相となり、ミュンヘン協定に調印。大戦勃発後辞任。

だらに【×陀羅尼】🔗🔉

だらに【×陀羅尼】 《梵dhraの音写。総持・能持と訳す》梵文(ぼんぶん)を翻訳しないままで唱えるもので、不思議な力をもつものと信じられる比較的長文の呪文。陀羅尼呪。呪。→真言(しんごん)

だらに‐がね【×陀羅尼鐘】🔗🔉

だらに‐がね【×陀羅尼鐘】 陀羅尼を読みながら鐘をつくこと。また、その鐘の音。→だらり

だらに‐じゅ【×陀羅尼×呪】🔗🔉

だらに‐じゅ【×陀羅尼×呪】 陀羅尼。また、その呪文。

だらに‐すけ【×陀羅尼助】🔗🔉

だらに‐すけ【×陀羅尼助】 キハダやニガキなどの木皮の煎(せん)じ汁を濃縮して干した薬。きわめて苦く、腹痛に用いる。僧が陀羅尼を誦するとき眠けを防ぐために口に含んだという。吉野の大峰山から全国に普及した。だらすけ。

たら‐の‐き【×の木】🔗🔉

たら‐の‐き【×の木】 ウコギ科の落葉低木。山野に自生。幹はまっすぐに伸び、枝や葉にとげがある。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。八月ごろ、白色の小花を群生し、実は黒く熟す。若芽は食用。たら。

たら‐ば【×鱈場】🔗🔉

たら‐ば【×鱈場】 タラのとれる漁場。《季 冬》

たらば‐がに【×鱈場×蟹・多羅波×蟹】🔗🔉

たらば‐がに【×鱈場×蟹・多羅波×蟹】 タラバガニ科の甲殻類。体形はカニに似るが、ヤドカリの仲間。甲幅約二五センチ、脚を広げると一メートル以上になる。暗紫色で多くのとげがある。北海道以北に分布、タラの漁場に多い。肉は美味。《季 冬》

大辞泉 ページ 9518