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いっ‐し【逸史】🔗🔉

いっ‐し【逸史】 正史に書き漏らされている史実。また、それを記した書物。「日本―」

いつ‐じ【逸事・×軼事】🔗🔉

いつ‐じ【逸事・×軼事】 世間に知られていない隠れた事柄。

いっし‐いちごう【一糸一×毫】‐イチガウ🔗🔉

いっし‐いちごう【一糸一×毫】‐イチガウ きわめてわずかなこと。

いつ‐し‐か【何時しか】🔗🔉

いつ‐し‐か【何時しか】 《代名詞「いつ」に、強めの副助詞「し」、疑問の係助詞「か」の付いたものから》[副]いつのまにか。早くも。「―今年も暮れてしまった」過去・未来の不定の時を表す。どの時かに。「よし小説を読まざるとも―其(その)念起りつべし」〈逍遥・小説神髄〉早くその時が来るようにと、事の実現を待ち望むさま。いつか早く。「―御崎といふ所わたらむとのみなむ思ふ」〈土佐〉(あとに打消しの語を伴って用いる)いつになっても。「―話になるためしはござりませぬよって」〈咄・臍の宿替・一〇〉[形動ナリ]時期が、いかにも早すぎるさま。「今度の譲位―なり」〈平家・四〉

いっ‐しき【一式】🔗🔉

いっ‐しき【一式】 《「一色(いつしき)」と同語源》ひとそろい。「礼装―」「工具―」物事の全部。一切(いつさい)。「家財道具―を売り払う」

いっ‐しき【一色】🔗🔉

いっ‐しき【一色】 [名]一つの色。ひといろ。いっしょく。華道で、一種類の花木を生けること。「万年青(おもと)を―にいける」物事の一種類。また、同じ種類。ひとしな。「しわい人でつひに孫どもに何を―くれられたことが御座らぬ」〈虎寛狂・財宝〉[名・形動](「一式」とも書く)いちずであること。また、そのさま。「真面目―な文句」〈漱石・明暗〉

いっしき【一色】🔗🔉

いっしき【一色】 室町時代の守護大名。足利(あしかが)氏の一支族。足利泰氏の子の公深(こうしん)が三河国吉良庄一色に住んだことに始まる。その子の範氏(のりうじ)が足利尊氏に従って九州で戦い、のち四職(ししき)家の一となる。

いっしき‐でん【一色田】🔗🔉

いっしき‐でん【一色田】 中世、荘園耕地のうち、公事(くじ)を免除され、年貢のみを上納する田地。

いっし‐しちしょう【一死七生】‐シチシヤウ🔗🔉

いっし‐しちしょう【一死七生】‐シチシヤウ 一度死んで七たび生まれ変わること。何度も生まれ変わること。

いっ‐しじん【一私人】🔗🔉

いっ‐しじん【一私人】 公の立場を離れたひとりの人間。一個人。いちしじん。

大辞泉 ページ 962