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いっさん‐ばしり【一散走り・逸散走り】🔗🔉

いっさん‐ばしり【一散走り・逸散走り】 わき目も振らず夢中になって走ること。「いきなり―に駈けだした」〈里見・多情仏心〉

いっ‐さんまい【一三×昧】🔗🔉

いっ‐さんまい【一三×昧】 仏語。雑念を去り一心に修行に専念すること。ほかのことに構わなず、一つのことだけに心を用いること。「同伴(みちづれ)にはとんと構もせずに、―に樹の上へかけ上る」〈渡部温訳・伊蘇普物語〉

いっ‐し【一子】🔗🔉

いっ‐し【一子】 一人の子。子供一人。「―をもうける」多くの子供の中の一人。特に、嫡子。囲碁で、一つの石。一目。「―を抜く」

いっ‐し【一矢】🔗🔉

いっ‐し【一矢】 一本の矢。

一矢を報(むく)・いる🔗🔉

一矢を報(むく)・いる 敵の攻撃に対して、矢を射返す。転じて、自分に向けられた攻撃・非難などに対して、大勢は変えられないまでも、反撃・反論する。

いっ‐し【一死】🔗🔉

いっ‐し【一死】 一度死ぬこと。一命を捨てること。「死」を強めた言い方。「―と覚悟は極めながら」〈紅葉・自害〉野球で、攻撃側のアウトの数が一つであること。ワンアウト。ワンダウン。「―満塁」

一死一生(いつせい)乃(すなわ)ち交情を知る🔗🔉

一死一生(いつせい)乃(すなわ)ち交情を知る 《「史記」汲鄭伝賛から》人には生死や栄枯盛衰があるが、その時その時に変わる人々の態度によって人情の表裏を知るものである。

いっ‐し【一糸】🔗🔉

いっ‐し【一糸】 一本の糸。または、きわめてわずかなことのたとえ。長さ・重さや割合などの単位。→糸(し)

一糸纏(まと)わ🔗🔉

一糸纏(まと)わ 一枚の衣服も着ていない。すっぱだかである。一糸挂(か)けず。「―ぬ姿」

一糸乱れ🔗🔉

一糸乱れ 少しも乱れず、整然としている。「―ず行進する」

いっ‐し【一指】🔗🔉

いっ‐し【一指】 一本の指。指一本。「―も触れさせない」

一指を染・める🔗🔉

一指を染・める 物事にちょっとかかわる。「不義非道な色事には、一指をだに染めることをしなかった」〈菊池寛・藤十郎の恋〉

大辞泉 ページ 961