複数辞典一括検索+

ちちこ‐ぐさ【父子草】🔗🔉

ちちこ‐ぐさ【父子草】 キク科の多年草。山野に生え、高さ一五〜三〇センチ。葉は細く、葉の裏面や茎に白い綿毛が密生。春、茶褐色の花を密につける。果実にも白い冠毛がある。名は、似ているハハコグサに対してつけたもの。《季 春》

ちぢこま・る【縮こまる】🔗🔉

ちぢこま・る【縮こまる】 [動ラ五(四)]寒さや緊張などのために、からだや気持ちが小さくなる。「ふとんの中で―・って眠る」「失敗を指摘されて―・る」

ちぢこ・める【縮こめる】🔗🔉

ちぢこ・める【縮こめる】 [動マ下一]自分の体などを丸めて小さくする。「しかられて首を―・める」

ちち‐しぼり【乳搾り】🔗🔉

ちち‐しぼり【乳搾り】 牛や山羊(やぎ)の乳をしぼること。搾乳(さくにゆう)

ちち‐じま【父島】🔗🔉

ちち‐じま【父島】 東京都、小笠原諸島の中心をなす島。二見港がある。面積約二四平方キロメートル。

ちちじま‐れっとう【父島列島】‐レツタウ🔗🔉

ちちじま‐れっとう【父島列島】‐レツタウ 小笠原諸島中部の列島。父島のほか、孫島・弟島・兄島・東島・南島などからなる。

ちちじゃ‐ひと【父者人】ちちぢや‐🔗🔉

ちちじゃ‐ひと【父者人】ちちぢや‐ 《父である人の意。「者」は当て字》父を敬っていう語。

ちち‐たけ【乳×茸】🔗🔉

ちち‐たけ【乳×茸】 ベニタケ科のキノコ。ブナなどの木の下に生え、傘は直径五〜一二センチ、表面は黄褐色で裏面は淡黄色。傷つけると白い乳液が出る。渋味があるが食用。

ちちとこ【父と子】🔗🔉

ちちとこ【父と子】 《原題、(ロシア)Otts i deti》ツルゲーネフの長編小説。一八六二年刊。ニヒリストのバザーロフを主人公に、古い道徳・習慣・信仰に生きる父の旧世代と、それらを否定する子の新世代との思想的対立を描く。この作品によってニヒリズム・ニヒリストの語が一般化した。

ちちなし‐ご【父無し子】🔗🔉

ちちなし‐ご【父無し子】 父親に死なれて、母親の手で育てられた子。ててなしご。父親のわからない子。私生児。ててなしご。

ちち‐ぬし【父主】🔗🔉

ちち‐ぬし【父主】 父を敬っていう語。父上。父君。「二人、見るほどに、―ふと寄り来たり」〈源・少女〉

ちち‐の‐き【乳の木】🔗🔉

ちち‐の‐き【乳の木】 《幹に垂れる気根を乳房に見立てたことから》イチョウの別名。

ちち‐の‐じょう【父尉】🔗🔉

ちち‐の‐じょう【父尉】 古く、猿楽の「翁(おきな)」に登場した老人の役。また、その舞。室町中期に廃絶。現在、能の「翁」の特殊演出「父尉延命冠者」に名残を残す。能面の一。目尻がつり上がった切りあごの老人面。でシテの翁が使う。

大辞泉 ページ 9692