複数辞典一括検索+

茶腹も一時(いつとき)🔗🔉

茶腹も一時(いつとき) 茶を飲んでも、しばらくの間は空腹をしのぐことができる。わずかなものでも、一時しのぎになることのたとえ。

ちゃ‐ばん【茶番】🔗🔉

ちゃ‐ばん【茶番】 客のために茶の用意や給仕をする者。こっけいな即興寸劇。江戸歌舞伎の楽屋内で発生し、一八世紀中ごろ一般に広まった。口上茶番と立ち茶番とがある。茶番狂言。底の見えすいた、下手な芝居。ばかげた振る舞い。茶番劇。「当人は真剣でも傍(はた)から見ればとんだ―だ」

ちゃばん‐きょうげん【茶番狂言】‐キヤウゲン🔗🔉

ちゃばん‐きょうげん【茶番狂言】‐キヤウゲン茶番」に同じ。

ちゃばん‐げき【茶番劇】🔗🔉

ちゃばん‐げき【茶番劇】茶番」に同じ。「相も変わらぬ与野党の―には飽き飽きした」

ちゃ‐ひき【茶×挽き】🔗🔉

ちゃ‐ひき【茶×挽き】 葉茶を茶臼でひいて抹茶にすること。遊女や芸者が、客がなくて暇なこと。おちゃひき。→御茶(おちや)を挽く

ちゃひき‐ぐさ【茶×挽草】🔗🔉

ちゃひき‐ぐさ【茶×挽草】 カラスムギの別名。

ちゃ‐びしゃく【茶×杓】🔗🔉

ちゃ‐びしゃく【茶×杓】 茶道具の一。釜(かま)から湯をくみとるときに用いる竹製の小さい柄杓。

ちゃ‐びょうし【茶表紙】‐ベウシ🔗🔉

ちゃ‐びょうし【茶表紙】‐ベウシ 茶色の表紙。《その表紙が茶色の唐本仕立てであったところから》洒落本(しやれぼん)の異称。

ちゃ‐びん【茶瓶】🔗🔉

ちゃ‐びん【茶瓶】 茶を煎(せん)じ出すのに用いるやかん。また、その代用にする釜(かま)や土瓶。江戸時代、武家の奥方などが遊山に出るとき、茶弁当を入れて持ち運んだ具。また、それを携えて供をした男。「茶瓶前髪(まえがみ)」の略。「茶瓶頭」の略。

ちゃびん‐あたま【茶瓶頭】🔗🔉

ちゃびん‐あたま【茶瓶頭】 《形状が茶瓶に似るところから》はげ頭。やかん頭。

ちゃびん‐まえがみ【茶瓶前髪】‐まへがみ🔗🔉

ちゃびん‐まえがみ【茶瓶前髪】‐まへがみ 文化・文政(一八〇四〜一八三〇)ごろ、京坂地方で行われた男子の髪形。前髪を高くし、後ろの髷(まげ)と合わせて茶瓶の手のような形にしたもの。中流以上の家の子弟が結った。

ちゃ‐ぶくさ【茶××紗】🔗🔉

ちゃ‐ぶくさ【茶××紗】 茶の湯に用いるふくさ。茶器のちりを払ったり、茶碗などを観賞する際、その下に敷いたりする絹布。ちゃのゆふくさ。

大辞泉 ページ 9750