複数辞典一括検索+

チャモロ【Chamorro】🔗🔉

チャモロ【Chamorro】 ミクロネシア、マリアナ諸島の原住民。人種的にはポリネシア系といわれるが、一七世紀以降スペイン人などと混血。

ちゃ‐や【茶屋】🔗🔉

ちゃ‐や【茶屋】 茶を製造・販売する職業。また、その家。葉茶屋。旅人などに茶菓を供し休息させる店。茶店(ちやみせ)。「峠の―」江戸時代、上方の遊里で、客に芸者・遊女を呼んで遊ばせた家。揚屋(あげや)より格が低かった。江戸時代、江戸新吉原で、客を遊女屋などに案内することを業とした家。引手茶屋。芝居茶屋」に同じ。相撲茶屋」に同じ。

ちゃや‐あそび【茶屋遊び】🔗🔉

ちゃや‐あそび【茶屋遊び】 料亭・遊郭などで、芸者・遊女を相手に、酒を飲んで遊ぶこと。「遂ぞ―をするとか云うような事は決してない」〈福沢・福翁自伝〉

ちゃや‐おんな【茶屋女】‐をんな🔗🔉

ちゃや‐おんな【茶屋女】‐をんな 料理屋などにいて、酒の酌や遊興の相手をする女。

ちゃや‐ぐるい【茶屋狂ひ】‐ぐるひ🔗🔉

ちゃや‐ぐるい【茶屋狂ひ】‐ぐるひ 茶屋遊びに夢中になること。「傾城買ひは申すに及ばず、―、小宿狂ひもせぬやうに」〈浮・色三味線・一〉

ちゃや‐こや【茶屋小屋】🔗🔉

ちゃや‐こや【茶屋小屋】茶屋」に同じ。「―の女中衆ではなし、商人家のお飯焚がそれでは済みません」〈滑・浮世風呂・三〉

ちゃや‐ざけ【茶屋酒】🔗🔉

ちゃや‐ざけ【茶屋酒】 料亭・遊郭などで飲む酒。

ちゃや‐しろうじろう【茶屋四郎次郎】‐シラウジラウ🔗🔉

ちゃや‐しろうじろう【茶屋四郎次郎】‐シラウジラウ 安土桃山・江戸時代の京都の豪商。四郎次郎は歴代の通称。初代清延・二代清忠・三代清次・四代道澄・五代延宗と、徳川家の呉服師、朱印船貿易商、糸割符商として巨利を得た。

ちゃや‐ぞめ【茶屋染(め)】🔗🔉

ちゃや‐ぞめ【茶屋染(め)】 麻地に藍を主色とし、糊置(のりお)きの方法を用いて、花鳥・山水などを表す模様染め。寛永(一六二四〜一六四四)ごろに始められたといわれ、武家女性が夏の帷子(かたびら)に用いた。

ちゃや‐つじ【茶屋×辻】🔗🔉

ちゃや‐つじ【茶屋×辻】 茶屋染めの一種。麻地の帷子に、藍染めにして模様を表し、刺繍(ししゆう)を加えたもの。

ちゃや‐ば【茶屋場】🔗🔉

ちゃや‐ば【茶屋場】 歌舞伎などで演じる茶屋などでの遊興場面。

ちゃや‐ぼうず【茶屋坊主】‐バウズ🔗🔉

ちゃや‐ぼうず【茶屋坊主】‐バウズ 客に茶をたてて出す店の主人。「是(これ)は宇治橋の供養の時、茶を点(た)て死ににせし、通円と言っし―なり」〈虎明狂・通円〉◆頭を丸めていたためこういった。

大辞泉 ページ 9753