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いっ‐たん【一×箪】🔗🔉

いっ‐たん【一×箪】 竹製の飯器の一。また、それに盛ったわずかな食物。

一箪の食(し)一瓢(いつぴよう)の飲(いん)🔗🔉

一箪の食(し)一瓢(いつぴよう)の飲(いん) 《「論語」雍也から》わずかばかりの飲食物。清貧に甘んじる生活のたとえ。

いっ‐ち【一致】🔗🔉

いっ‐ち【一致】 [名]スル二つ以上のものがぴったり一つになること。くいちがいなく同じであること。合致。「意見の―をみる」「指紋が―する」「満場―」ごく普通の道理。「気遣ひいたすも―なれば」〈浮・禁短気・四〉

いっ‐ち🔗🔉

いっ‐ち [副]《「いち(一)」を促音化して意味を強めた語》いちばん。最も。「何所(どこ)のより―好(え)え出来でしょう」〈風葉・五反歩〉

いっちいっさく‐にん【一地一作人】🔗🔉

いっちいっさく‐にん【一地一作人】 太閤検地以後、一筆ごとの土地の耕作権を農民一名に限ったこと。荘園の土地支配制度における重層的な中間搾取や諸権利を否定した政策。

いっち‐てん【一致点】🔗🔉

いっち‐てん【一致点】 二つ以上の意見や立場などがぴったり合うところ。「双方の条件の―を見いだす」

いっち‐は【一致派】🔗🔉

いっち‐は【一致派】 日蓮宗の一派。法華経二十八品の後半の本門と前半の迹門(しやくもん)に説かれる理は一致したもので、勝劣はないと説く。現在の日蓮宗はこれに該当。一致方。→勝劣派

いっち‐はんかい【一知半解】🔗🔉

いっち‐はんかい【一知半解】 物事の理解のしかたが中途半端なこと。なまかじりの知識。「―の徒」

いっ‐ちゃく【一着】🔗🔉

いっ‐ちゃく【一着】 [名]スル最初に到着すること。競走などで、一番になること。仕事などで、最初に着手すること。「我党の社会的運動の―として」〈魯庵・社会百面相〉衣類のひとかさね。洋服のひとそろい。着用すること。着ること。「君はいつでも此(この)袖無(ちやんちやん)を―して居る」〈漱石・虞美人草〉甲冑(かつちゆう)一領。囲碁で、盤面に石を一つ打ち下ろすこと。また、その石。

いっ‐ちゃくしゅ【一×手】🔗🔉

いっ‐ちゃくしゅ【一×手】 仏像などに用いる尺度の単位。親指と中指とを伸ばした長さ。いったくしゅ。

いっちゃくしゅ‐はん【一×手半】🔗🔉

いっちゃくしゅ‐はん【一×手半】手にその半分を加えた長さ。約一尺二寸(約三六センチ)。特に仏像などをつくるときの定則とする。いったくしゅはん。「―の薬師百体」〈平家・一〉

大辞泉 ページ 977